- 日時: 2014/03/07 20:50
- 名前: お餅 (ID: eUOt846c)
>>797から 「いや、二手に別れよう。」 カムトが口を挟む。その声はいつも以上に落ち着かせてくれた。 「まず…そうだな、ミラボレアス、ペックル、テトル、レイオス、デルタ…お前らは人間を止めておいてくれ。残りは俺とロキバルドルに会う。いいな。」 カムトが辺りを見渡す。アノがたずねる。 「ロキバルドルのところにはラヴィエンテとダラ・アマデュラがいるはずです。戦力不足ではないでしょうか?」 「大丈夫だ。基本的に対話するだけだ。それにラオミレーテがいる。ロキバルドルはラオミレーテに自身を封印するよう頼んだ。それだけ信用できるやつと見ていた証拠。」 ガオウがすかさず次の質問を繰り出す。 「俺は元人間モンスターだ。対人間として十分だとおもうが。」 「残念ながらお前は飛べない。人間に見つかる可能性が高まる。運んで行くにしても運べそうなのはミラボレアスだけ。おそらく主戦力になるミラボレアスを遅れさせるのは駄目だ。」 カムトはこういうとき本当に頼りになる。影薄いけど。ディブが口を開く。 「ロキバルドルが考えなおすように尽力する。生きて…帰る。」 そのときであった。響く羽音。地に降りる影。 「そこの蜘蛛野郎!部下一匹分の敵、今とらせてもらう!」 弾丸クンチュウが1つ、落ちてくる。それはエプシロンの頭に当たった。 「以上だ!」 降り立つ★セルタスグレート★ 全龍がひいた。なにこいつ。呼ばれたエプシロンでさえわからない顔をしている。 「ロキバルドルと聞いて。」 「ウハwwwww決戦ktkr wwww」 「お手伝いさせていただきまっせ。」 「ネルスキュラきもいっすねーw」 アルセスタスが口々に喋る。エプシロンが大鋏を構える。 「ちょいと!うるさいよあんたたち!全く…せっかくミ・ル連れてこようとしたらいつのまにか逃げられるし…」 ため息混じりの愚痴をゲネル・セスタスがもらす。そのとき息ピッタリに全員で聞いた。 「お前らなんなんだ!?」 ー続く |