- 日時: 2014/03/18 19:57
- 名前: 名無しハンター (ID: 5d1O7MRj)
>>804続き 火山最新部―――― 「......上が騒がしいな...」 「ドウカサレマシタ?」 ロキバルドルは不安な顔をしていた... 「...もうそろそろ行くか...奴の事だ、きっと既に準備をしているはずだ,樹海に行くぞ」 ――ちょっと待て!―― 「ん?誰だ!」 「アナタ達、ココデ何ヤッテイル?」 ディブ達だった 「ハァ...疲れた...人間との戦いをやめるんだ!ロキバルドル!」 ディブが怒鳴る様に言った 「何故だ?奴等が我々の人口が減らしている...俺のせいで」 「だとしても戦争は駄目だ!無駄な殺生だ!」 「...お前は、人間なんだろ?俺らの気持ちが分かるか?日々仲間が減り、モンスターは怯えながら暮らしている。人間が笑い、モンスターが怯える...可笑しいと思わないか?」 ロキバルドルの言葉の一つ一つが重くのし掛かった 「......ついでに言おう...ギルドマスターの目的を...」 ...オウガが首を傾げて言った 「マスターの目的はディブや俺を消してアチラの世界を支配する事.....」 「それは、サブターゲットの様なものだ、メインは............この世界のモンスターを消し、自分に逆らう者を全て殺して自分だけの世界を創る事だ...まとめればこの世界を支配するだ、アチラの世界を消すのはついでに消すだけだ」 「で、でも人間を抹消するまでは...」 「人間を抹消?何を言ってるんだ?」 「バルドル様ハ人間ヲ殺生ナド無意味ナ事ハシナイ、バルドル様ハ[人間]ジャナク自分ノ与エタ[技術]ヲ消スダケデス。ソノタメ竜機兵モ全滅サセタ」 「 ・ ・ ・ 」 沈黙が続いた 「えっ?じゃあ...戦争しないの?」 「戦争と言っても少し痛い目に遇わせるだけだが?」 そこでラオミレーテが挟んだ 「...やはりな...お前は昔から極度の平和主義、戦争などよっぽどの事が無い限りしないもんな」 「だが、相手が本気で殺りに来たら此方もそれなりの力で行くがな」 「アナタ達...早トチリハ...イケマセンヨ...」 「なら、さっさと行かないと!アイツらだけじゃ無理が...」 「...仕方ない...お前ら、俺の背中に乗れ!ダラ、ラヴィ火山は頼むぞ...」 『神ノ御加護ガアランコトヲ』 こうしてロキバルドルと一緒に樹海へと向かった――続く
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