- 日時: 2014/03/13 13:26
- 名前: お餅 (ID: GB2jSVEC)
>>808から※入試終わって書く頻度上がるから注意 「どこだギルドマスター!」 ミラボレアスと合流したロキバルドルは叫んだ。三極の龍はそれなりに人間の言葉を話せる。一応交渉するつもりだ。 「バルドル、黒レイアから聞いた。もっとも奥…あの迷路のようになっているところだ。」 「それは本当かボレアス。だとすれば私たちでは入りにくいぞ。」 ラオミレーテが落ち着いた声を響かせる。そのとき… 「ホッホッホ…来たか三極の龍達よ…」 「その声はギルドマスター!どこだ!」 ミラボレアスが辺りを見回す。しかしその姿は見あたらない。 「上だ。」 ギルドマスターは竜の形をした機械のようなものにまたがっていた。 「あれは造竜兵器!ついに見つけだしやがったか…」 ロキバルドルの顔が暗くなる。 「いいぞォその顔!自分の過ちを悔やむことしかできない絶望の顔じゃァ!! 絶望…?ああそうじゃ、いいことを教えてやろう!ギルドのハンターは樹海だけではなく、世界中に散らばっておるぞ! 孤島、砂漠、原生林、火山、凍土! お主ら龍ごときに止められまい!」 ギルドマスターが高笑いをする。ラオミレーテは怒り、ロキバルドルは嘆いた。 ………また、俺のせいか……… しかしミラボレアスは笑いをこらえきれず大きな声で笑いだした。 「残念だったな!ギルドマスター!そのくらい予想済みだ!」 …孤島… ラギアクルス三種が海から飛び出る。怯むハンターを追い討ちするかのようにミラヴァッサーが海面を割り、津波を引き起こした。 …砂漠… 逃げまどうハブルポッカを追うハンター。彼らの目の前に降り立ったミラバルカンは尻尾でなぎはらった。 …原生林… ラージャンとガララアジャラに追われるハンター達はミラルーツにより迎撃され、彼らには攻撃の隙すらなかった。 …凍土… ジンオウガ亜種とベリオロス。そしてミラアンセスな動くことなくハンターの戦意を消した。勝つ見込みなどない。 …火山… ラヴィエンテとダラ・アマデュラ、そしてナバルデウス希少種の猛攻を防ぐことはできず退却を余儀ないされていた。 「お前ら人間ごときに止められまい!」 ミラボレアスが得意気に言い放つ。ラオミレーテ、ロキバルドルが火山はお前関係ないよな?と思いつつも口にはださず、ギルドマスターを睨みつける。 「お前の負けだ。人間。」 ー続く! |