- 日時: 2014/04/03 00:40
- 名前: バケツ被った只 ◆9sSjKSOhi2 (ID: XyoFaz.d)
やりたい放題なのが原因なんだろ。 てか小説で誰が言ってるとかwとか顔文字は低レベルすぎるんじゃない・・・? まあ俺は気にしないが
ミ・ルのその後。
たった一人でゲネル・セルタス、エプシロンを止めようとしたミ・ルは近くにあったまるで生きていたかのような樹木に語りかけた。
「・・・記憶改ざんか?アンノウンの奴・・・」
ミ・ルの体は既にボロボロとなっており、身体中からあらゆる血を流していた。 だがミ・ルはかろうじて生き、火山の麓にある巨大な樹木に、全てを語ろうとしていた。
「お前はまだ生きている・・・俺も名前を忘れた。だが、これをディブに伝えることは容易だろ?」 心なしか樹木は頷く。
「なら、伝えてほしい。俺らの負けは確定した。アルボレアスは恐らく生きるだろう。」 「何故なら、アイツが元凶でもあるからだ・・・」 樹木は驚いたかのように枝から葉を落とす。 落ちた葉っぱはミ・ルの頭に載せられた。
「火山の火口に、俺らが使った最後の元の世界へ戻る扉がある。」
「後始末は・・・俺らがやるよ」
ミ・ルはそう言い残すと二度と動かなくなった。
「全く、無茶苦茶な狐だな」 巨大な樹木はそう言うとディブに限りなく近い木にミ・ルが伝えたいことを伝えた。
「そうだなぁ・・・まだ、時間はあるか」 「こいつもその扉に連れていこう」
巨大な樹木・・・イドラアルボスはそう言うと息絶えたミ・ルを載せ、おぼろな脚を動かしていった・・・
ーー厄海
「あらら、ミ・ルは死んじゃったのかな?」
「まあ、そろそろ潮時かな?早くディブ達を驚かせたいなぁ」
アルボレアスはそう言うと厄海の底へと潜っていった・・・
「アルボレアスさん、どうやらまだモンスターに勝ち目があると思ってるのかな」 そして廃棄された船から、一人の人間の姿も現れたのだった・・・ |