- 日時: 2014/06/17 12:19
 - 名前: バサルモス愛好家 ◆QA49JpLa4c (ID: 665z3wAO)
 
 >>14 性別は一生説明しましぇん(ドヤァ) 少なくとも私は性別は女だと信じてます。。w ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜第七章〜「決断」
  ―――その日、ボクはジャギィの巣に紛れていた。
  勿論、昨日作った擬態セットを使ってだ。 ジャギィが十数匹、ドスジャギィが一体。
  ―――――何故、ここに来たのかって?それは、クーが失踪したからだ。
  起床した時には、もう、クーの姿は見当たらなかった。
  ジャギィの皮で出来た布団を捲ってみたけど、 クーの姿は無かった。 居なくなる前触れも無く、理由も多分ない。
  何で居なくなったんだろう? よくよく考えてみてる内、ベッドの上にジャギィの鱗がある事に気づいた。
  剥ぎ取りをしている時に飛んだのかな? 程度に考えていたけど、不自然だ。 ベッドは、剥ぎ取りが終わってから置いたはず。それなのにベッドの上に鱗があったということは、 昨日か今朝の内にジャギィがここに来たということになる。
  もしかしたら、服に鱗がついていたのが落ちただけの 勘違いとも考えてみたけど、じっとしてるよりはマシなはず……だ。
  と、言うわけで、アプトノス達から情報収集し、 巣の場所を特定してから今に至るわけだ。 ――――――が、なにかがおかしい。
  ドスジャギィが見覚えがあるなにかを転がしているのだ。 やや黄色の盾虫を。勿論、それがクーだとすぐ分かった。
  ドスジャギィには、クンチュウを食用とする生態は無い。
  ないはず……なのだが…。
  ――――――そんな時、ボクに一つの案が浮かんだ。
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