- 日時: 2013/12/23 19:08
- 名前: バサルモス愛好家 ◆bMfVBgKl.Q (ID: brIIVNck)
>>153 支援有り難う御座います。 このまま書くペースを少しずつ速めたいです。 アアショウセツヲカクチカラガテンゴクデテヲフッテイル…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜第三十五章〜「共闘志望」
―――――ボクはそのまま自分の部屋に戻ると、クウに黒龍討伐に向かう事を話した。 すると気が動転したかの様にこうボクに言い放った。
「え、ぇ、本気で言っているの!? あの黒龍ミラボレアスに……。いくらクーでも無茶苦茶だよ!!」
当然の結果だった…。ミラボレアスなんて気合いで勝てる相手では無いと…。 ボクもそう思っているから…。でも、試してみる価値はあると思う。 リオレウスだってそうだった。あんな大きな飛竜に勝てる訳が無い。そう思ったけど、怒りと気合いでなんとかなった。 でも、相手が黒龍となると、勝てるかどうか心配だ。 ボクはとりあえず、クウへとボクの考えを投げ掛けてみた。
「やっぱりクウならそう言うと思ったよ…。でも…。やってみなくちゃ…。分からないよね…?」 「ああ…。うん…。そうだね。そうだよね。その黒龍討伐なんだけど…。 僕も行ってみたいんだ…。」 「え…? ほ、本当に!?」 「本気だよ。ミラボレアスが本当に居るのかも見に行きたいしね!」
クウはそう言うと、ボクも釣られて笑った。ボク達はそのまま寝た。 そして次の朝、J.G団全員が地下大広間に集められた。 結構前列に座っていたから、前にギドスが居たのが分かった。 そして相変わらず耳が張り裂けそうな大きな声で、こう言った。
「J.G団、団員達へ大事な事を知らせる事があって、今日はここに集まってもらった! その大事な事とは……。 『黒龍・ミラボレアス』の討伐に明日行く事だ…!」
辺り全体がざわついた。そんな中、一つの怒鳴り狂う大きな声が上がった。 |