Re: 三十七章☆ミラボレアス編★MH小説『クンチュウフォーエバー』( No.166 )
  • 日時: 2014/01/04 13:18
  • 名前: バサルモス愛好家 ◆bMfVBgKl.Q (ID: jHSzD.Ww)

>>164
後日談……。
多分やらない予定です。
>>165
支援有り難う御座います。

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〜第三十八章〜「本拠地奇襲〜砂漠横断〜」

―――――それから数日が経過し、ボクは砂漠へたどり着いた。
砂漠と言っても、今は緑が多いし、全然暑くもないし、砂漠と言うよりは岩場だけれども…。

砂漠へ向かう際には数チームかに別れて向かう。ボクやクウ、ギドスとクルスとノトスは最前頭のチームだ。

「あれが砂漠だ…。あそこの左側の森に見える塔。そして右側の渓流に見える塔…。
 二つの塔の真ん中にあるサボテンの地下に、奴の本拠地がある。
 だが、まだまだ遠いな…。発見したクルスとノトスによると、見張りが居るらしい…。
 まずその見張りを打ち倒す必要があるな。
 その見張りを打ち倒す役割なんだが、クウにやってもらいたいんだが…。」

そう言うと、ギドスは歩くスピードを少し遅めた。

見張りを打ち倒す……。かぁ。よし、やってみよう…!
心の中でボクはそう決めると、ギドスにこう返した。

「分かった。やってみるよ。ちょっと自信無いけど…。」

「クウなら大丈夫だろう。見張り程なら普通に倒せる…。」

ボクは小さく頷いた。そして歩くスピードを速めた。
ちなみにクーは転がって移動している。そのせいかスピードが速く、先頭に居る。

ここからどれだけ歩くのだろう…。そう思うと道が永遠に続く物に見えてきた。
そんな時、地面の奥から地響きが聞こえてきた。

『ゴゴゴゴゴ………………………。』

だんだんその音はボク逹へと近づいてきている…。

「何だ!?見張りか!?」

ギドスが叫ぶも、地響きの音がその声をかき消した。
その時、地面を角が穿つ瞬間が一瞬、目に写った。

『グシャァンンンンン!!!』

砂煙が漂う岩場っぽい砂漠の真ん中に、二つの角が見えた。