- 日時: 2014/01/04 13:18
 - 名前: バサルモス愛好家 ◆bMfVBgKl.Q (ID: jHSzD.Ww)
 
 >>164 後日談……。 多分やらない予定です。 >>165 支援有り難う御座います。
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  〜第三十八章〜「本拠地奇襲〜砂漠横断〜」
  ―――――それから数日が経過し、ボクは砂漠へたどり着いた。 砂漠と言っても、今は緑が多いし、全然暑くもないし、砂漠と言うよりは岩場だけれども…。
  砂漠へ向かう際には数チームかに別れて向かう。ボクやクウ、ギドスとクルスとノトスは最前頭のチームだ。
  「あれが砂漠だ…。あそこの左側の森に見える塔。そして右側の渓流に見える塔…。  二つの塔の真ん中にあるサボテンの地下に、奴の本拠地がある。  だが、まだまだ遠いな…。発見したクルスとノトスによると、見張りが居るらしい…。  まずその見張りを打ち倒す必要があるな。  その見張りを打ち倒す役割なんだが、クウにやってもらいたいんだが…。」
  そう言うと、ギドスは歩くスピードを少し遅めた。
  見張りを打ち倒す……。かぁ。よし、やってみよう…! 心の中でボクはそう決めると、ギドスにこう返した。
  「分かった。やってみるよ。ちょっと自信無いけど…。」
  「クウなら大丈夫だろう。見張り程なら普通に倒せる…。」
  ボクは小さく頷いた。そして歩くスピードを速めた。 ちなみにクーは転がって移動している。そのせいかスピードが速く、先頭に居る。
  ここからどれだけ歩くのだろう…。そう思うと道が永遠に続く物に見えてきた。 そんな時、地面の奥から地響きが聞こえてきた。
  『ゴゴゴゴゴ………………………。』
  だんだんその音はボク逹へと近づいてきている…。
  「何だ!?見張りか!?」
  ギドスが叫ぶも、地響きの音がその声をかき消した。 その時、地面を角が穿つ瞬間が一瞬、目に写った。
  『グシャァンンンンン!!!』
  砂煙が漂う岩場っぽい砂漠の真ん中に、二つの角が見えた。
 
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