- 日時: 2014/07/27 10:56
- 名前: バサルモス愛好家 ◆QA49JpLa4c (ID: qbvC08pM)
〜第八章〜「仲間」
―――浮かんだ案。それはドスジャギィに話しかけ、同意の上で、クンチュウを解放してもらう。 そういうものだった。
ドスジャギィの声が絶え間なく響いているが、 一応話しかけても大丈夫だろう…たぶん。
「あの…、そこに居るクンチュウ…。 ボクの仲間なんで、返してくれませんか?」
こうして話しかけているが、今のボクの姿はジャギィの着ぐるみ。 シュールだ。
―――そこで、予想外の返事が帰ってきた。
「あ、ああ。 別に良いんだが……お前、クンチュウを捕まえるなんて凄いな…。 ど、どうだ。我らJ.G団に入らないか?」
……J.G団?ジャギィにも団体があったのかな?
―――入ってみたい。 好奇心に押し負け、衝動的にこう言った。
ジャギィにも団体があったのかな? そんな事を思っていると、入ってみたいな、という気持ちに押されてきた。
「はい、入ります!」
――――モンスターと共に暮らして二日目。 何故かボクはジャギィの仲間になっていた。
|