- 日時: 2014/01/12 19:05
- 名前: スランプ中のバサルモス愛好家 ◆ftf0k.kYcY (ID: U6i9X5T2)
>>167-168 わざわざ支援age有難う御座います。 >>169 そういうコメント、結構嬉しいです。 >>170 なんか掲示板の人口が減った感じですね。 >>171 こんな小説をお気に入りにして頂き、有難う御座います。
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〜第三十九章〜「大地の覇者・ディアブロス」
その二つ角は、クウへと直行した。
「ギョエッテ〜★」
クウは直ぐに殻へと閉じ籠ると、その攻撃を防いだ。 その瞬間に砂煙が舞った。煙が嵐のように降り、無数の岩が吹き飛んだ。 煙がだんだんと止み、ゆらめく煙の中から、二つのシルエットが見えた。
――――1つは、二つの角が生えた竜のシルエット……。
――――もう一つは、殻の割れたクンチュウの姿だった…。
「クウ!!」
ボクはクウへと全速力で駆け込む。しかし、二つの角が生えた竜はこっちへと方向転換すると、一気に突進してきた。ヤバい、このままじゃ衝突して貫かれる……。
「ギョエッテ〜★」
ボクは盾でその攻撃から身を守った。が、『ポロロン★』という音を立て、盾が真っ二つに割れた。 それより、クウは大丈夫かな……。
「僕は大丈夫だにょ〜。殻が割れちゃったけどぉ〜★wwwwwwwwwwww」
クウはそう言いつつ、立ち上がった。なんかキャラが変わったなぁ…。
その時、二つの角が生えた竜が、ボクへ話し掛けた。
「そのドスジャギィの名前はなんだ?」
何故こんな事を聞いてくる…? もしかして漆黒団の見張り!?
そんな事を考えている内に、後ろのギドスがこちらへ向かってきた。
「申し遅れたな……。俺の名前はギドスだ…。J.G団の団長だ。」
その瞬間、二つの角が生えた竜の目付きが一瞬で冷酷な表情へと変わった。
「名乗ったからには、お前の名前と役割を聞かしてもらおうか……。」
ギドスはそのまま薄笑いを浮かべた。
「チッ…。名前を言ってもらったからにはこちらも名乗るしか無いな…。 俺はディアブロスのアブロス…。漆黒団の見張りだ…。」 「やはり…か……。俺達は今、お前のリーダーを殺しに来てるんだが、もちろん通してくれないよな…。」 「当然だ……。」
ヤバいよヤバいよ……。MH4に出てこない敵なんて、ボク知らないよ……。 そんな事を考えてると、ギドスがこちらを向いた。
「見張りを倒さないと進めないな…。クウ……。約束通りコイツを倒してくれないか?」
―――ボクが断るわけが無かった……。
「もちろん約束は守るよ…。」
ボクはそのまま、背中に付けていた太刀を手に取った。 |