- 日時: 2014/07/27 11:13
 - 名前: バサルモス愛好家 ◆QA49JpLa4c (ID: qbvC08pM)
 
 >>16 ファンタジー好きな者でw やっぱり夢は大切ですね〜(殴
  >>18 物語の運び方は多分カクヅチさんの方がうまいですw ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  〜第九章〜「蒼き弾丸」
  ―――ジャギィの仲間になってから数時間が経過した。 特に面接や団長であるドスジャギィとの会話も無く、 意外とあっさりしていた。 クーにも合流して、色々と話したが、そこは割合しよう。
 
  ―――クーとの会話中に、ジャギィの上に乗った感覚を掴みたいと言い出したので、 上に乗せた。これでさらにシュールになった。
  ――――そんな事を考えていると、ジャギィの大きな遠吠えが聞こえた。
 
  「ら、ランポスの群れが来ました〜!!!!」
  その瞬間に、様々な場所からジャギィ達が出てきた。 目がガチだ。
  「全隊員、警戒状態に当たれ!!」
  ドスジャギィが叫び、ボクへと近寄った。
  「ジャギィとランポスは現在敵対関係にある。お前も一緒に戦え。」
  ―――やばい、これじゃ戦えない。
  ボクは今、ジャギィの扮装をしている。 何度も言う通り、シュールだ。
  扮装といえど、口内に取り付けた牙は本物。 十分な殺傷力を持つも、噛みついたり出来る仕組みは無い。 簡単に言えば、顎が動かせない。
  牙は入れ歯みたいに取り外せるが、それだと疑われる。
  ―――ジャギィの特徴的攻撃である、噛みつき攻撃が出来ないのだ。
  背負っているクーを利用……出来ないのだろうか。
 
  ―――――そんな時だった。ジャギィの巣に、蒼き弾丸が駆けてきた。
  そんな状況の中、ドスジャギィはランポスへと歩み寄った。
  「フフ…。蒼き弾丸・ランポスがおでましか…。これからが面白いじゃないか…」
  こう言うと、ニヤリと笑みを浮かべた。
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