- 日時: 2014/03/05 18:39
- 名前: バサルモス愛好家 ◆gHxYkxQaz2 (ID: H/p2h3Of)
>>302 有り難う御座います。 死なない程度に頑張ります。
>>303 死なない程度に頑張ります。 友達は良いですねぇ。
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〜第五十二章〜「美しき物は皆」
―――――さぁて、何から話そうか…。
ギドスが椅子に腰掛ける。 ボク達はあれから、砂漠を抜けてここへ戻ってきたァ。 不思議な事に、黒龍は砂漠まで追って来なかったァァ。
「なぁギドス…。ちょっと質問したい事が…。」 「キョエエエェw」
相変わらずノトスはテンションが高い。
「何だ?」 「何故……。ギドスは死ななかったんだ…。」
ギドスがフゥッっと息を吐き、少しうつむいた。
「少し、長くなるかもしれないが…。大丈夫か…?」 「ああ。」 「はい。」 「キョエw」
皆で返事をすると、ギドスが難しい顔をしながら言った。
「少し難しいかもしれないが、この世界はゲームだ。 でも神ゲーだ。俺は、そのゲームをやっていたら、この世界に飛ばされた。 理由は分からない。ドスジャギィになった。それしか解らなかった。 暫く月日が過ぎる内に、自分は登場キャラの「ギドス」だと気づいた…。 ギドスは、エンディングまで生き残るキャラクターだ。だから、死ねないんだと思う。 俺が黒龍団の基地のパスワードを知っていたのも、このゲームをやったことがあるからだ。 本当は、凍土と火山と渓流でイビルジョーとブラキディオスとジンオウガを倒さないとパスワードが解らなかった。」
ファッ!?話の意味が分からない―――。 ゲームって何!? 木札(この世界の花札)とかカセロ(この世界のオセロ)の事!? すると、ノトスが立ち上がり、ペンと紙を取り出した。
「キョエエエェww」
ノトスがこう言いながら、紙に文字を書き始めた。
その紙には、こう書いてあった。
「俺も現実世界から来た」
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