- 日時: 2014/04/16 20:23
- 名前: バサルモス愛好家 ◆59VZ5NliYA (ID: cOEWKJ9x)
―――色々忙しくて休憩してましたぁ。――― とある小説の下書きをするので、更新頻度が遅れます。
今日の一言「おい」「ふざきんな!11」「はちみつください」 そう言いつつも咆哮回避、強発掘武器、スキルを駆使するおっさんゆうたを見かけますた。
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〜第六十章〜「黒龍の素材」
―――――クーは今、何処に居るんだろう。
心配を胸に、自分が覚えてる「塔」を目指す。 現在位置は遺跡平原。見晴らしだけは最高。 森林まではあと少しだ。
………………心配心配心配――――――――――――――――――――。 今、ボクの脳内では、心配だけが迸っては巡りを繰り返している。 ブナハブラが空を飛んでいる。きもい。 ブナハブラは、カナブンみたいな匂いがする。きもい。 ブナハブラの声は、妙に耳の中でリピートする。きもい。
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樹海へ向かう途中に、ある物を見つけた。 池の中に浮かぶ、腐敗した皮を被った死体だ。やや骨が見える。それにバッグもある。 異臭はしない。恐らく水によってかきけされているのだろう。 驚くほどに虫がたかっている。
「魔方陣…?」
魔方陣の様な物を発見し、恐る恐る近づき、剣を確認してみたお。 その見た目は、剣と呼ぶには相応しくない物だった。紫と黄色に禍々しく光る、剣状となった魔方陣だ。 多分「双剣」だ。
風の噂に聞いたことがある。 魔方陣の様な双剣がある………と。 この双剣の名前は、多分―――――――――――。
「テッセン」だ。
そして、何より驚いたのはその死体の装備だ。 やや黒くて、逆鱗となっている厚皮に、堅牢そうな甲殻。 何故この死体がこの装備をしているのかは分からないけど、 配色や雰囲気には見覚えがあり、知っている。それは――――。
「黒龍」の素材だ。 |