Re: 22章 バーモス編【更新】MH小説『クンチュウフォーエバー』( No.87 )
  • 日時: 2013/11/16 11:41
  • 名前: バサルモス愛好家 ◆WNu7VxqLQw (ID: osmwoFWm)

>>86
かぷんこ「こんな小説ksだな……」
かぷんこ「でもクンチュウのクエスト配信してやんよ!べ、別にアンタのために配信したんじゃないからねっ!!」
出版業者「この小説はつまんなすぎるから無理だね(キリッ

今、全部読み返してみたけど、あまり伝わらないシーンがあったんで、これから気を付けます〜
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〜第二十六章〜「あの日見た夕日は」

―――――テツカブラの岩が、先にボクにぶつかった。

大きな衝突が起き、ボクは吹き飛ばされる―――――。
「だ、大丈夫!?」
クウの声が鼓膜へ届く。でも、その励ましは無様に消えた。
―――――テツカブラの攻撃が再びボクを狙った。

      『ブォグン!』

再び衝突音が響く。
「やはりこんな物か……。人間とは無様な者よ……。」
テツカブラの皮肉が耳を通った。
「おい!マジで大丈夫か!?」
バーモスが言うが、ドーフが食い止めるようにこう言った。
「大丈夫だろう。奴はとてつもない強さを秘めてるに違いないのだからな。黒き龍を滅ぼす者……。奴はこんなのに殺されるような者ではない。」
バーモスはうなずくと、再び後ろへ下がった。

―――――ボクが目を開けると、そこには夕日があった。

―――――その時、昔の記憶が脳内を巡った。

嬉しかったあの日、ボクを見守ってくれていたのは夕日だった。
悲しかったあの日、ボクを励ますように照らしてくれた美しき夕日も忘れない。
あの日家を飛び出した時も、夕日はボクを照らした。

悲しい時見た夕日も、嬉しい時見た夕日も、どちらも同じ夕日…。
「ボクは…。この夕日を……。嬉しい時の夕日へと…。変えてみせる!」
ボクがこう呟くと同時に、夕日は少し沈んだ。

―――――再び片手剣を握ったボクは、勝利への第一歩を踏み出した。