- 日時: 2013/11/16 11:41
- 名前: バサルモス愛好家 ◆WNu7VxqLQw (ID: osmwoFWm)
>>86 かぷんこ「こんな小説ksだな……」 かぷんこ「でもクンチュウのクエスト配信してやんよ!べ、別にアンタのために配信したんじゃないからねっ!!」 出版業者「この小説はつまんなすぎるから無理だね(キリッ
今、全部読み返してみたけど、あまり伝わらないシーンがあったんで、これから気を付けます〜 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜第二十六章〜「あの日見た夕日は」
―――――テツカブラの岩が、先にボクにぶつかった。
大きな衝突が起き、ボクは吹き飛ばされる―――――。 「だ、大丈夫!?」 クウの声が鼓膜へ届く。でも、その励ましは無様に消えた。 ―――――テツカブラの攻撃が再びボクを狙った。
『ブォグン!』
再び衝突音が響く。 「やはりこんな物か……。人間とは無様な者よ……。」 テツカブラの皮肉が耳を通った。 「おい!マジで大丈夫か!?」 バーモスが言うが、ドーフが食い止めるようにこう言った。 「大丈夫だろう。奴はとてつもない強さを秘めてるに違いないのだからな。黒き龍を滅ぼす者……。奴はこんなのに殺されるような者ではない。」 バーモスはうなずくと、再び後ろへ下がった。
―――――ボクが目を開けると、そこには夕日があった。
―――――その時、昔の記憶が脳内を巡った。
嬉しかったあの日、ボクを見守ってくれていたのは夕日だった。 悲しかったあの日、ボクを励ますように照らしてくれた美しき夕日も忘れない。 あの日家を飛び出した時も、夕日はボクを照らした。
悲しい時見た夕日も、嬉しい時見た夕日も、どちらも同じ夕日…。 「ボクは…。この夕日を……。嬉しい時の夕日へと…。変えてみせる!」 ボクがこう呟くと同時に、夕日は少し沈んだ。
―――――再び片手剣を握ったボクは、勝利への第一歩を踏み出した。 |