- 日時: 2013/07/06 23:29
- 名前: ちょむすけさん ◆39JCODjUas (ID: yE8ELPTj)
ゆっくりしていってね☆
三話【森の少女】
「・・・ハッ!?」 気を失って2時間。 気がついたときには周りは暗かった。 「痛た・・・アレ?」 ふと気づいたらケガをしていた部分は 薬草が貼られたりしていて治っていた。 「一体誰が・・・?」 そう思った矢先、目の前には一人の少女がいた。 「・・・だいじょぶ?」 「え?あ、ああ・・・。キミが手当てしてくれたの? キミ、名前は?」 「私が手当てしたの。名前は・・・まだ無い。」 名前が無いと言う少女は、目が紅かった。 それを見て、ギルドナイトはこう考えた。 「・・・じゃあ俺が名付け親になって良いかい? 名前は・・・目が紅いから”紅(コウ)で!」 「コ・・・ウ・・・?・・・やった♪ありがとう! おにーさんは名前なんてゆーの?」 「俺は”我龍(ガリュウ)。ギルドナイトだ。」 「ぎるどないとって何?」 「ん〜まぁ色々とハンターの役に立つことしたり モンスターの情報が本当かどうか確かめたり。 ま、キツイ仕事さ。」
こうして二人はしばらくお互いのことを言い合った。 そんなとき、我龍は1つ不思議に思った。 「そういえば・・・紅はなんで一人でここにいるの? 家族は?」 「・・・!うん・・・家族はね・・・あの人。」 そう言って紅が指差した先には同じように 手当てを受けたナルガクルガがいた。 「え!?キミ・・・人間でしょ!?なんで ナルガクルガを・・・。」 「・・・私はお母さんがナルガクルガで お父さんが人間なんだ。 簡単に言うとハーフってゆーやつ。
つづく。 |