- 日時: 2014/02/23 21:00
- 名前: ペンギンさん& ◆K54cG3pm6Q (ID: ABJRa3Ij)
続きを書きます。
クエストを終えて猫タクシーで帰る二人。 セロは笑いながら言った。 「僕、ギルドクエストに行くの初めてなんです。だから何にも準備してなくて。」 ドルトーニが少しきつく言った。 「いかなる時も油断は禁物だ。どんな時も準備は怠るな。」 「はい!分かりました。あっドルトーニさん村が見えてきましたよ!」 遠くに見えてきたやや雪の積もる小さな村、あれが彼等の拠点ポッケ村である。 「ドルトーニさん、お腹がすきましたね。何かキッチンで食べませんか?」 「ああ、そうしよう。ここのところまともに食っていないからな。」 二人はタクシー代を支払い足速にアイルーキッチンに向かった。 食堂で二人はたらふく食べた。食べ終わった後 「セロ君、君はこれからどうするつもりだい?」 「僕はこれからギルドクエストを攻略しよう思います。」 「そうか。なら私と一緒に麒麟亜種を狩らないか?」 「麒麟亜種!?行っていいんですか?」 麒麟亜種とは通常種が雷を落とすのに対し氷柱を繰り出す未知の樹海にて調査中の古龍である。 「ギルドからの命令でな。奴を討伐することになった。早ければ3日後に行く。」 「是非行かせて下さい!」 「よし!では3日後に此処で会おう。」 皆様クオリティ高杉ですね。
私なんて…
まぁ切り替えて続きを書きます。
2話 ☆幻獣狩り☆
「間も無く未知の樹海ニャ。降りる準備をお願いニャ。」 「よし!セロ君準備はいいか?」 ドルトーニが問うと、セロは、 「いつでも大丈夫です!」 と明るく答えた。 「到着ニャ。健闘を祈るニャ。」 二人がタクシーを降りると 猫タクシーは足速に去った。 二人は軽く素振りをするとベースキャンプを出て行った。 二人は採取しながら進んだ。 しばらく進むとセロは妙な寒気を感じた。 (気温が下がった…何かいる…!) 恐る恐る歩くと不意に後ろに気配を感じた。 「しまっ…!」 振り向いたがもう遅かった。セロは宙を舞っていた。 「くそっ!」 地面に落ちるとセロは武者構えを引き抜いた。 見ると古龍がいた。小さな馬の様だが頭に角がある。 まさに伝説の一角獣だ。 「あれが麒麟…!」 麒麟はその堂々たる姿を見せつけながらセロに向かっていく。 「おりゃッ!」 セロは麒麟の一撃をスレスレで避けると麒麟の顔面を斬りつけた。 「通常種と同じで頭は弱いんだな…」 麒麟は一発も攻撃が当たっていない。見事なリンチ状態である。 麒麟が苦し紛れに放った突進は紙一重でよけられる。そしてセロの反撃を喰らう。 ドルトーニが着いた時にはもう麒麟は倒されていた。 「もう終わったのか。」 「はい!」 「早かったな。もう少しかかると思っていた。」 「まぁこのくらいなら。」
そんな笑い合うセロ達の姿を陰でみるモンスターがいた。
次回 伏線の為ドルトーニ死す。 |