- 日時: 2014/03/29 00:01
- 名前: 翼の勇車 (ID: 9zabKnFS)
入らせていただきます。 前々から書きたかった内容の物を書こうと思います。
※注意 ·モンスターが喋ります。(一部モンスターのみ)皆さんの中におけるモンスターのイメージが壊れる可能性がありますので、了解のうえで読んでいただけると幸いです。
では、よろしくお願いします。
第一話〜出会い〜
「起きるにゃー!」 「わああ!」 私の名前はミズキ。つい最近ハンターになった、超初心者ハンターだ。 「ようやく起きたにゃ。ゴハンできたにゃよ」 このコは私のオトモアイルーのネオ。面倒見のいいコで、家事なんかはみんなやってくれる。 「うーん、おはよ……ってうわっ、多いよこれー」 「今日はドスランポスの討伐にゃ。しっかり食べて体力付けにゃいとだめだにゃ」 ドスランポスなら、何度か狩ってなれてきてるけど……。 「なれてきて油断するのが一番危ないんだにゃ」 「あー、はいはい」 「にゃ!? 話聞いてるかにゃ!?」 私とネオはいつもこんな感じだ。さて、ご飯少しつまんだら準備しよ。
~5時間後~
「……はわわ、ヤバい、かも?」 今回のドスランポス、妙に強い。ネオもさっきダウンして、拠点に運ばれていった。それだけならまだいい、ネオならすぐ戻って来るだろうし。問題はこれ、お腹すいた。こんなことなら、ネオの言う通りしっかり食べてくるんだった……。 「ギャオッギャオッ」 ランポス達まで集まってきた。どうしよ……。 「ギャアッ」 近くにいたランポスが飛び掛かってきた。避けられないっ! 「グエエッ」 目の前にいたランポスが吹っ飛ぶ。それと同時に、ズシャァという音が耳に入ってきた。 「大丈夫かい?」 声をかけられて目を上げると、そこには大剣を構える男性の姿が。そのすぐ横には、ネオもいた。 「にゃったく、ゴハンちゃんと食べないからこうなるんだにゃ」 「うー、ゴメン」 「おいおいお二人さん、そんな呑気なことを言ってる場合じゃないぞ」 「ギャアオッギャアオッ」 ドスランポスが、大剣さんに向かって威嚇する。 「ドスは僕がやるから、お二人さんは周りのランポスを頼む」 「「わ、わかった(にゃ)!」」
~10分後~
「あ、ありがとうございました」 「いえいえ。それよりそのアイルー君にお礼を言うといいよ。僕を呼んでくれたのは、彼だからね」 ネオの方を見ると、ため息をついていた。 「ネ、ネオ、ありがとう」 「にゃに言ってるにゃ、ボクはご主人のオトモにゃ。ご主人のサポートするのが仕事にゃ」 「さ、とりあえずキャンプに帰ろう、ここだと危ないしね」 二人と一匹でキャンプに向かいながら話をしていたところ、どうやらこの人は村長が前に言っていた、新しく私達の村に来るハンターさんだとわかった。 「名前はカスケ。よろしくね!」 「は、はいっ」 顔が熱くなってる。何これ? ちょっとネオ、なんでニヤニヤしながらこっち見るの? |