Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨( No.743 )
  • 日時: 2014/03/30 14:44
  • 名前: 翼の勇車 (ID: bMHDJrWl)

更新しますかね、よっこらしょ。


第十一話〜村長と新たな仲間〜

「いやー、狩り場に来るのなんて何年ぶりかなー」
後ろに音符マークがつきそうなほど楽しそうな村長。かつてハンターをやっていたそうだが、それにしては興奮しすぎである。アプトノスやらモスを見るたび走り出そうとするので、ネオに付き添ってもらっている。ランポスみたいなのに会ったらどうする気なのだろうか。
「じゃあ、今から呼びますんで」
「頼むよ!」
はいはい、と言いながら角笛を取り出すカスケくん。これは店で売っている物とは違い、超大陸の物だそうだ。吹き方によって意味が変わる。
「プオープオープオー」
三回分の吹き鳴らし。これは集合の意味だ。まあ、私達は主にこれしか使わないけどね。
「ガァーッハッハァー! 俺様、参上!」
最初にやって来たのはトトス。村長のテンションが大変なことになったのは言うまでも無い。
「おーう、今日も来たかー」
「やほー、おっはよー!」
クックとギザミも立て続けに登場。村長は……
「す、凄い! ホントに喋ってる! もう死んでもいいくらいに嬉しい!「なんでやねん」!?」
背後から村長をハリセンで叩いたのはゲネッポ。あれ?
「ゲネッポ、もう副リーダー決めてきたの?」
「せや。というかすでに候補は絞ってあったんや、チャッチャと決めて来てもうたわ。しばらく滞在する予定やで」
そうだったんだ。そんな適当に決めていいの? とか疑問はあったが、勝手に彼の家の(巣の)事情に首を突っ込むことはないだろう。
「「「「で、この人誰(や)?」」」」
うん、くると思ったその質問。
「この人は私達の村の村長。いろいろあって、君達に会いたいってことなんで連れてきた」
「よろしく!」

~説明& 自己紹介中……~

「いやーそれにしても凄いなー、夢みたいだなー」
この人はどこどこまでも子供か。まあいいけど。
「あ、そうだ。ちょっと話があるんだが……」
クックが話しかけてきた。何だろう。
「いや、どうもな、新たに仲間が加わるっぽいんだ。カスケ、お前は知ってる奴だが……まあ良い。おい、来ても良いぞー。……あれ?」
おや、来ないですがどうしましたか? 「全く……」と言いながら背後の林に入っていくクック。どうしたんだろうか。
「はいはい早く出て! 皆が待ってるぞ?」
そんな声が聞こえて来た。恥ずかしがり屋なのかな?
「待たせた」
そう言いながら出てくるクック。どうやらそのモンスターはクックの後ろに隠れているようだ。
「ほら挨拶!」
「うう……」
急かすクックの後ろからゆっくりと出てくるモンスター。それは……。
「……イャンガルルガ?」