Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨( No.775 )
  • 日時: 2014/04/01 03:29
  • 名前: 翼の勇車 (ID: 8oWbbdLV)

まあとりあえずはキリの良いとこまで更新します。復活祭もまだやってますし。


第十四話〜二号船〜

ザバァーン!
トトスが水面から飛び出す音が聞こえる。そして水しぶきの向こうでは、お互いに抱き合うようにする二匹の魚竜種だった。
「なんでお前がここに!? 会いたかったぞ!」
「ヒャッハァ! 我輩もだ! まあ詳しい事はあとで話す。とりあえず向こうにいくぞ兄弟!」
そして二匹は湖の縁を歩き、ここまでやって来た。
「紹介するぞ! コイツはドスガレオスのレオ! 俺様の幼なじみだ!」
「ヒャーッハッハ! 懐かしい連中もいるじゃあねえかよオイ! クック、ギザミ、ゲネッポ、久しぶりじゃあねえか! お!? ルカも無事に着いてたみたいだな!」
うん、分かった事が一つ。やかましいのが増えた。
「ヒャッハ! ヨッシャア皆ついて来い! 他の連中にも会わせてやるぜ!」
「おいおい兄弟、他の奴らまできてんのかよオイ!」
なんか……凄いことになりそう。
やって来たのはゲネポスの巣からそう遠く無いところ。そこに、三匹のモンスターが居たのだった。
「ヒィヤッッハァァァ!! 見つけたぜぇぇ!」
その声を聞いてこちらを振り向くモンスター達。どうやらトトス達を探していたらしい。
「ああ、見つかりましたか、良かった良かった」
「ゲネッポ! 良かった見つかって……あまり父さんの手間を取らせるもんじゃ無いy「ワイがいつてめえの息子になった」グェ」
ゲネッポが凄まじいスピードで走って行き、ボケをとったドスイーオスにツッコミを入れた。ちなみに、その前に妙に落ち着いた様子で喋っていたのはドスランポスだ。わぁお、ドス三兄弟が揃ったようですな。
「カスケ」
ダンディな声が聞こえてきた。こちらに歩いて来たのは……ティガレックスだった。おお、この面子は因縁のある種類が多いですなあ。別に嫌悪感とか無いよ!?
「久しぶりだな、ティガ。皆変わりないみたいだね」
「ああ」
無口な性格みたいだ。……あ、今気づいたけど、この喋るモンスター軍団の中で飛竜種、ティガさんだけだ。はい、イャンクックを飛竜種だと思ってた人、正直に手を挙げなさい。

~紹介タイム~

「ヒャッハ! さっきも紹介されたが、我輩はドスガレオスのレオだ! よろしくなヒャッハー!」
「どうも、ドスランポスのランです。以後、お見知りおきを」
「わしはドスイーオスのイーオだ。ゲネッポとは漫才コンビ組んでる。よろしくな!」
「……ティガレックスのティガだ。よろしく」
話によれば、カスケ達をこっちの大陸へ運んできた船がもう一往復したらしい。
ああそれに、私達と一緒には行動しないらしい。まあ、たまには遊びに来るみたいだけど。
さ、それじゃあゲネッポん家行きますか。