Re: 暇だし小説書くわ。【3.16更新 第四章前半】( No.19 )
  • 日時: 2014/04/01 23:30
  • 名前: バケツ被った只 ◆9sSjKSOhi2 (ID: nEWO/apv)

投下>>16から

ベースキャンプから降りた場所は比較的暗く、空は蔦で覆われている。
憎きランポスもちらほらと姿を見せているがこちらにはまだ気づいていないようだった。

「気を付けろよ、この樹海は色んな乱入者がいるからな」

ヴェルズが注意を促す。アリカは初めてだがアルファは何度か来ているようだ。
「この樹海はかなり要り組んでてな・・・・・・特に最近はなんかおかしいんだ」

何がおかしいのかは分からないがとりあえず蔦に隠れて見辛い、次の地形へと向かう。


そして目標は現れた。
地形は先ほどより明けているが蔦はやはり多い。
そして太陽が丁度当たっている場所に赤く、小柄だが巨大な翼を畳み寝ているモンスターがいた。
イャンクックだ。特徴的な耳は今は小さくなっているがこちらを認識すれば開くだろう。

「行くぞ!」
アルファが一目散にイャンクックへ向かう。アリカとヴェルズから見れば隙が大きい。
アリカは通常弾をリロードすると無防備な背中に襲おうとしていたランポスに一撃浴びせた。
そして二発、三発と撃ってランポスは動かなくなった。

「キェアアア!」
フィールドに特徴的な鳴き声が響き渡る。丁度アルファがイャンクックに一撃浴びせたところのようだ。
ヴェルズも同じく牽制しつつアルファをサポートする形で動いている。
アリカはイャンクックから中距離あたりの場所にある手頃な岩に隠れ、ペイント弾を頭に打ち込む。
事前に全員で決めていた行動だ。次に通常弾をリロードし、イャンクックの頭に標準を合わせた。
スコープを覗くとまだイャンクックはこちらに気づいていない。
これならば全弾撃てる、と確信したアリカは引き金を引く。

とりあえずここまで。
頭が弱いんで中々・・・ね