Re: モンハン小説×2!  現在キャラ人気投票中!( No.129 )
  • 日時: 2014/07/20 14:35
  • 名前: ユイト ◆AqtLiM8aXQ (ID: OtsjHRuI)

〜〜〜第五話〜〜〜

「リオ…レウス…。あの時の奴に似ている…!」
あの時のリオレウス、ギルの引き金を引いた奴と同じような容姿のリオレウス。
あの時から悔しさが残っていた。
今、改めてリオレウスを見ると鱗は逆立ち、甲殻も刺々しく、尻尾なんかは棘が肥大化してより鋭くなっていた。
「どうしたんですか…えっ!?リオレウス…?」
ルキナ達が船内から出てきて驚いていた。
無理も無いだろう。突然リオレウスが現れたのだから。
「あれは…特異個体?通常の個体とは違うし、メゼポルタ付近に現れる奴とも違うし…」
「新大陸特有の特異個体なのだろう。しかしあの甲殻と言い尻尾と言い痛そうだな…」
「お前も十分痛い甲殻持ってるくせによく言えるな」
「え?スパインって甲殻もってるの?」
「ま、まあそこは置いといて…あいつはどうしますか?」
「もちろん、狩る!!」
かくして、俺達6人(?)対1匹の戦いが今、始まった。

〜〜十分後〜〜

「クッ…硬すぎないか?」
このリオレウスの甲殻はG級の比にもならないくらい硬かった。
「多分だけど…特異個体の鱗…荘鱗よりも硬いわ…。こんなのどうやって倒せばいいの…?」
「やはりあの手を使うしかないか…」
スパインはそう言った。 何を指して言ったのかは分からない。
「あの手?何をする気なんだ?」
「ジラン、貴様の持っている武器は何だ?」
「えっと、これは“双閃剣“です。双剣ですけど長いんですよね。因みにこの名前は自分で付けました」
「ゼランに変わってその双閃剣で鬼人化しろ」
「よくわからないですけど……鬼人化すればいいんだな?
 …ゥォォオオオラァァアアアア!!!」
ゼランが鬼人化した直後、待ちきれないと言わんばかりにリオレウスが火球を放ってきた。
「オラァァ!!」
その火球はギルが前のように弾き飛ばした。
「いけるか…ゼラン?」
「「いける…!」」
ゼランの状態のはずなのにジランの声も聞こえる、これが…
「これがジランの力だ」
「「開放する…。この剣の力を!!」」

〜〜〜つづく〜〜〜