Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.1048 )
  • 日時: 2014/07/14 00:46
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: LPOlhmyq)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

十四章続き

〜凍土〜

「あー、突っ込み役がほしいwww」
地はそういいながら凍土を駆け巡る。
完全にボケ属性。突っ込みに回ることもあるけど、豪快に突っ込まれたほうがいい。それが地である。もっとも、豪快すぎる突っ込みが飛んでくるのがいつものこと。炎やもう一人の者にいたってはものすごい力でぶっ飛ばしてくる。
今の状況がソロなのは仕方ないが、戻ったとしても豪快な突っ込みをいれるのは…いない。最近冥花が目覚めかけたくらいだろうか。
それでも突っ込んでくれ…るわけがない。
「あーあ…なんか突っ込みがほしいな…っていかんいかん、目的を忘れていた。」
彼の目的は温泉の質をあげるアイテムを入手すること。
凍土のどこかにある氷には温泉の質をあげる効果があるらしい。
それがどこか一応分かっているのでその方向を目指して突っ走っている。
すると…あるものを見つける。
「ん?なんでベリオロスの死骸が3つも?」
ただの死骸であればなんとも思わなかったのだが…その死骸はどう見てもおかしかった。
無数の銃弾に打ち抜かれたかのような跡が残されている。
しかも普通のボウガンで起きるような跡ではない。いくつか残っている弾はどうみても正規外。
「…げっこれってまさかあいつが…」
正規外の物を持ち歩いているやつといえば炎以外思い浮かぶわけがないというよりそれ以外に誰がいるんだといった感じになっている地。
「…やばい、もしかしたらいるかもしれない。はは、逃げよう。早く取って逃げるんだぁぁぁああああ!!!!」
急に慌てだした地。そこへやってくるモンスター達…
「ガァァアアア!!!!」
「グギャァアア!!!」
凍土に住むモンスターがほぼ集結したかのように次々とやってくる。
そんな状況に地はいらいらしていた。
何せ一刻も早く此処から立ち去って帰りたいのだから。
最も今帰ってしまうと鉢合わせてとんでもねぇことが起きてしまうことは知っている。
「あー、もううざい!!!炎がよく使うこと言葉だけど俺も使う!!散れ!!!」
バシュシュン!!!!!
また地は何かBGMを流しだしてそれのクラップ音にあわせて矢を放ちまくっていた。
今回はPARAN○iA Revolutionだった。隠せてないね


〜集会浴場〜
「…」
ザバッ
「あら?冥花はもうでるの?」
「あたいは風呂に浸かるより寝るほうがいいわよ」
冥花は温泉から出てあっという間に更衣を済ませる。そしていつも持っている鎌を持って集会浴場を去った。
「れ…霊華様…もうあんな…みょんなことは…しないでくださいよ?!」
「あらあら、それはフリかしら。」
「ち、違いますっ!!!」
残妖はきっぱりとそういった。


〜部屋〜

「あら、ここにいたの」
「おや、冥花さん。もう入浴は終わったのですか?」
冥花はアストたちがいる部屋へと戻ってきた。
「あたいは終わったよ。ただし、他の人はまだ時間かかると思うから死にたくないのであればいかないようにね。死にたいなら言ってもいいわ。あたいは知らない」
そう告げると外へ出かけていった。
「あともう一つ。あたいは農場で昼寝しているけど…起こさないでよ。不用意に起こしたら…その命、もらうわよ」
「分かったよ。ただし、どうしてもって時は起こすからね。」
冥花のいったことに農はそう答えておいた。さっきまでと冥花の口調が違っていたのだが、農は別になんとも思わず淡々と返した。彼は意外と根性があるのかもしれない…。



〜農場〜

農場についた冥花はとりあえず農地がどうなっているか確かめてみた。
「…成長がはやい」
すでに立派に成長していた。まだ花はできていない。
植えた種は品種不明の品。何ができるのかはわからないが、色に合ったものができるとされている。もちろんそんなことは知るはずもなく…。
「…せっかく温泉に入ったのに即労働は勘弁ね」
そういいながら木陰に入り、木にもたれかかるように座る。
そしてそのまま…寝始めた。
普段は三途の川で時間さえあればさぼ…ゲフン、寝ようとするだけあって、どんな環境だろうと寝ることは一応できる。
今の環境は…普段と比べ圧倒的に良好だ。ここちよいそよ風、ちょうどいい気温、誰にも邪魔されない場所…。
冥花はあっという間に寝てしまった。※あと誰か写真にとってby7倍quasar
さすがに炎もこれは見逃したみたいだ。それは後に分かる話…。