Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ二代目!( No.1152 )
  • 日時: 2014/08/06 01:34
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SWSp7YcW)

クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー

三十章 狩猟へ

〜ユクモ村〜

昼食の片付けも終わり、各人がそれぞれの目的に合わせて動き出す。
狩りに出かける者たちは集会浴場にきていた…のだが。
「あれ?!地さんと碧さんがいない!?」
カトリアが気づいたときには二人の姿はなかった。さっきまでいたのに突然消えたのだ。
「む?!さっきまでいたが…いつの間にいなくなったんだ?」
「あ、なんか落ちてる」
残妖は落ちている紙を拾い上げる。その紙には何かが入っていて、こう書かれていた

【俺と地は夜に帰ってくる。もし俺達が必要になったときはこれを押せ。すぐ帰ってくる。ただし、どうしようもないときだけだ。それを使うということは俺達もそれなりにやばいことが起きたと思いかえってくる。変なことに使うなよ】


〜地、碧視点〜

「やっぱ感じてただろ」
「おうwwww」
彼らは今渓流に向かっている。
昼食をとっていたときに、渓流で雷が落ちたかのような爆音を聞いたからだ。
無論、その音は距離が遠かったために彼ら以外には聞こえなかったとか…。
「それにしても…あのときのブラキ…絶対おかしい」
「だよなwwwwオーラとかwwwwwあwwりwwえwwwんwwww」
「草はやしすぎだ」
「ゲフッ?!」
あまりにも大草原な地を物理的に沈める碧。
やはり地を制御するには彼しかいないのだろうか。…もっとも、炎もそれは可能ではあろう。
「(あの手のモンスターがどうできるか知らんが…あれは俺と地の二人でなければ容易には狩れん…できれば俺達だけですべて消し去りたいところだ)」
「あれってさ、炎の力の一部だと思うんだ。」
「は?!」
地の発言に驚く碧。
「いや、前にもあったんだ。あいつの力がモンスターに吸収されること。まぁ強大な力は取り込めないだろうからあいつのなかでも弱い力だと思う。まぁそれでもあれだけ強化されるってこと。最大の力は取り込めないのが救いだな」
「…どんな人間なんだ、炎ってのは…」
「人間じゃないよwwwww」
「…悪魔ってことにしておく」
あまりにもぶっ飛びすぎた内容ではあったが、碧は納得した。この話をもし他の人にしたら…納得するものはいるのだろうか…。

〜炎視点〜

「奴らがくるか…まだ出会う時ではない。少し身を隠す…」
地と碧がここへ向かってくるのを察知した炎はモンスターの死骸を完全に消した。
そして自身は透明となり、見つかることがありえない状態とした。これで見つけることができるのならば気でも頼りにしているのか…といったレベルである。
「問題は…まだこのあたりに少し力の波長が感じること…まぁ今までより弱めだから多少どうにかなる」
これまでモンスターが取り込んだ炎の力…その強さはアマツ以外はだいたい同じ。
アマツだけは聖によって強化が施され、彼の持つ力のなかでも強大なモノにもたえうるほどであった。
それ以外は…その程度。
今感じるのはそれより小さい力。多少はなんとかなるだろう。
そう思いつつ、炎は渓流を歩く。