- 日時: 2014/08/11 13:26
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)
クロスオーバー 7倍quasar ×ダブルサクライザー
三十四章 火山と砂原と…
〜火山〜
道にあふれんばかりに存在するフロギィ 数は多いが互いに役目を持っているかのような動きをしている 「…なぁ地、めんどくさいからボス先に抹殺するほうがよくないか?」 おそらくこれの指揮を取っているものが最深部にでもいるのだろう。 それを討ち取ってしまえば指揮のないただの雑魚。とんでもない方法ではあるが… 「そうするかーwwww」 地はその案に乗る。そういってフロギィの軍団をすり抜けて最深部へと向かう。 ここまで何一つ討伐していない彼ら。一体なんのためなのか…
〜最深部〜
「やっぱドスフロギィじゃないですかやだーwww」 指揮を取っていたのはドスフロギィだった。 ただそれはどう見てもなにかが違う。
赤い。
「ほぅ、我々の軍を相手にしてここまでくるとは」 「こいつ…しゃべるぞ」 モンスターが人間の言葉を話す…常人なら驚愕すること。それにまったく動じない碧。 「まさかwww通常の○倍?wwww」 「私の性質を知っているとは…できるな」 「「えっ」」 地と碧はそろって突っ込む。この性格がどうもどっかの赤い人にそっくりで仕方なかったからだ。 「どちらにしろ、私は君達と戦う運命にある。私の部下を傷つk」 「ごめん、無殺傷。俺達殺してない」 「なにっ?」 今度は無殺傷なことに驚いたドスフロギィだった。
〜砂原〜
「…」 すぐさまにそこへと向かおうとした…のだがどうしてもさっきのことが気になって仕方ない。 仕方なく彼は弓と槍を取り出す。槍にはいつものように紙を巻きつける。今回はこのように書いていた
【夜に渓流へ来い。二人だけだ。それ以外は誰一人としてくるな。来たらぶちのめす】
ぶちのめすのところだけものすごく荒々しい文字であった。もしきたら誰であろうとぶちのめす気だろうか…。 それを巻きつけ、槍を矢の代わりとし、放つ。
「グレートアルバトロス…」 バシュッ!!!!
槍はユクモ村へと飛んでいく。 それを撃ち終わった炎は今度は別の槍を取り出す。 フラジールニップと呼ばれるその槍は、とてつもない威力を持ちし槍…。扱えるものは極小数。 それを…矢の代わりとしてセットする。そんなことするのはおそらく彼と地ぐらいだ。 そして…
「失せろ」 バシュン!!!!
放つ― それは赤い巨体へ目掛けて一直線に飛んでいった。そして赤い巨体のみをぶち抜いた。 |