Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.145 )
  • 日時: 2014/04/27 14:57
  • 名前: 翼の勇車 (ID: BjvmUIHn)

我も急がねば……。


第二十五話〜vsクック&ルカ〜

「「「「よっこらしょ!」」」」《ゴロン》
「ふいー助かった……みんなありがとう! それと……ゴメン!」
土下座(?)をしてくるギザミ。困惑する私達。
「い、いいよそんなの。狂竜病にやられてたんでしょ? それに護ってくれたし」
正直にあれは嬉しかった。流石は親友だね!
「うう、でもそれじゃまd「「クエエエェェェ!!」」!?」
急に密林に響き渡った鳴き声。目の前に降り立つ二つの影。それは勿論狂竜病に侵されたクック、そしてルカだった。
「おおっと、モンスターズの総まとめ役のクックヤンに、本気モードのルカネエ……あ、これ詰んだで」
「ウッソォ……」
クックってそんなに強いの? というかルカちゃんが何でこんなに警戒されてるの?
「超大陸にいた時、ケンカを止めに入ったクックが怪我をしてね、怒ったルカがケンカしてた二人を捩じ伏せたんだよ」
毎度お馴染みギザミの解説タイム。
「ケンカしてた二人って?」
「ジエン・モーランとダレン・モーラン」
「ウッソォ……」
怖ェ……今後も怒らせないようにしよう。第一、ルカちゃんを悲しませたくないしね!
「あ、解決策思いついた」
解説を終えたギザミが口を開いた。
「ゲネッポって、ゴアと仲がよかったから大丈夫なんだよね?」
「? せや。それがどしたん?」
「ゴアから、ウイルスの対処方とか聞いてないの?」
「……! せや、ザザヤンはやっぱ天才やな!」
クックとルカが動いた。凄いコンビネーションだ。こんなになっても兄弟愛って機能するのね。
「行くで、ザザヤン!」
ゲネッポとギザミが走り出した。一気に肉薄する四匹。噛み付きを繰り出そうとしたクックの口の中めがけて、ゲネッポが麻痺ブレスを放った。
「クエェ!」
少し入ったが、途中で避けられた。少しふらついているようだが、しっかりと持ち直すクック。ヤマツカミを落とすブレスを少しとはいえあれだけ飲んで大丈夫とは……流石です。
「クエッ」
脇からのルカの攻撃をギザミが止める。やはりかなり強力らしく、ギザミのハサミが嫌な音をたてる。そこにクックのサマーソルトが入り、二人とも吹き飛ばされてきた。ドスゲネポスとダイミョウザザミを吹き飛ばすサマーソルトって……。
「アカン、強すぎるわ。これでまた降り出しやな」
ゲネッポがそう言った時……二つの影が、凄まじい勢いで飛んできた。