Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.20 )
  • 日時: 2014/04/18 22:01
  • 名前: カゲヤ ◆ozOtJW9BFA (ID: lxNTcqm4)

_________「俺、立派なハンターになる!」
昔からの口癖だった。
あの頃はかっこ付けることが俺の常だったし、何より本心からそう思っていた

でもある日、それは少しだけ変わった

あの日、村を壊した「黒龍」ミラボレアス。
その巨体が、ブレスが、炎が。
全て、奪っていったんだ。 命も、皆の努力の結晶の村や家。
何もかも。ただ、俺を除いて。
俺はカッコつけの割に力がなかった。けど、人一倍スタミナとスピードがあった。
これは数少ない誇れる事の一つだ。
ギルドナイトも来てくれた、逃がしてくれた。
これで黒龍を倒して、皆で逃げることが出来る。そう思った。

数分後、俺は泣きながら街へ続く森へ向かった。
その数キロ前には、大漁の死体と炎、それと残骸
それだけだった。上空には黒龍がいる。
もうダメだ、と思いながら走った。

寂れた城を見つけた。
駆け込み、身を隠す所を探す。
しかし、もともと古かったこともあり、すぐ壊された。
やけくそで、竜撃槍を打ち込んだ。胸に当たった。
倒れたが、すぐ起きた。今度こそ終わった。そう思った。

しかし、黒龍は『喋った』。こういった

____今は引く。いつか貴様を、塵にしてくれよう

そう言って奴は飛び立った。
足の震えが止まらなかった。

こうして、俺と喋る黒龍の、因縁が繋がった

『モンスターハンター 黒ノ奏』
第一話、完

コピペですが一代目から引っ張ってまいりました。
二代目おめです!よろしくおねがいします。