Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.424 )
  • 日時: 2014/05/22 19:00
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: jCnXTQSC)

第2話 奇妙なゴア・マガラとの対峙

俺の名は師条…。ゴアおよびシャガルを討伐することだけに特化したハンターだ。
かれこれ人とのかかわりを断って…何年過ぎただろうか。ちょっとした事情だ。
俺が住む未知の樹海は人、モンスターのくることがめったにない最深部に近い場所だ。ここなら俺は誰にも干渉されることもなくすごせる…。
だがたまにモンスターは現れる。人が来ることは絶対ないからまだいいが…正直言ってモンスターは邪魔だ。俺が何も害をあたえていないのに襲い掛かってくるのだからな。
ただ俺はゴアとシャガル以外まともに狩れん。ドスランポスにすら殺されかけた有様だ。無様だろ?
「なんだ…?ゴアやろうが近くにいる?狩るか。邪魔だしな」
近くにゴアの気配を感じる…。邪魔になるだけだ。あの狂竜ウイルスはまじで鬱陶しい。
俺は速攻でその気配の感じる場所へ向かった。

そこにゴア・マガラはいた。
…いや、たしかにゴア・マガラは、いる。
しかし何かがおかしい。
「…何者だ」
感じ取れる気配がゴア・マガラ特有のそれだけではなかった。
何か別の…今まで感じ取れたことのない気配を察知する。
「くっくっくっ…」
「!?」
俺は驚愕した。このゴア・マガラ…しゃべるぞ。
モンスターでも人間の言葉を理解し、話すことのできる種は存在する。しかし…ゴア・マガラにそれは あ り え な い
…文献の世界ではありえるかもしれないが…今それが俺の目の前で起きている。
「まさかこんなところで人と出会うとは…くくっ…!」
どうやらあっちも予想外ではあったみたいだ。確かにこんな樹海の最深部に近いところに人がくるわけがない。
最深部近くまでいってしまうと、もはや脱出不可能の迷宮に近い。脱出したいなら何かにつかまって空にあがるのが手っ取り早い。
あとモドリ玉はなぜか使うことができない。なんでだろうな。よくわからん。
「…ほう?貴様が我が一族を絶滅寸前に追い込んだ狩人か。」
一瞬なぜ知っているんだこいつ…と思ったがその疑問はすぐに消えた。
この世界に住むゴアとシャガルは俺を見るだけで逃げていく。おそらく一族にも伝わっているのだろう。
【俺と戦ってはいけないことに】
「だからなんだ?どうせお前もしゃべるにしろ、ゴア・マガラにすぎん、今この場で…!」
俺は愛用する弓を握り締め、矢を放つ準備をした。いつでも放つことはできる。
「哀れな、貴様には我に付き合ってもらうぞ!!」
そういうとそのゴア・マガラは通常種では絶対にありえないブレス…グラビモスの熱線に近いものを放ってきた。
「なに?!」
俺はとっさに回避した。あんなもの当たっていたら一般人なら…即死だろうな
ハンターでもあれに当たってしまえば大量の狂竜ウイルスによって…狂竜病の発症は免れないだろう。
しかし、俺はその熱線らしきブレスが放たれたところを見て驚愕した
―空間が崩壊している
「はっ!??」
「くっくっく…!」
俺がその崩壊した空間に驚いている隙に、ゴア・マガラは突進をしてきた
ドゴッ!!!
「くっ…!」
俺は突進にぶつかったが…妙だ。普通、突進に当たってしまえばその威力によって大きく弾き飛ばされる。
しかし…弾き飛ばされない。さらに…崩壊した空間の方向へとゴア・マガラは向かっている
「んな?!何をする気だっ!?」
「くっくっくっ…言ったはずだ。我に付き合ってもらうとな!!」
俺は必死に抵抗したが…だめだ、はがれない。まるで接着剤で固められたかのような気分だ。これも狂竜ウイルスによる効果なのだろうか…?
いやそれどころではない…!このままでは…と思っていたが、ときすでに遅し…
「くっくっくっ…はぁっはっはっはっはぁぁあああ!!!!!」
「うぉぉぉぉぉぁぁぁぁあああああああああああ!!!!」
俺とゴア・マガラは崩壊した空間へ入ってしまった。



とりあえず2話
作りおきで7話まで作ってる
クロスオーバーはまだやらない
設定は…7話終わったら作る