- 日時: 2014/05/23 23:14
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: hn6kNkKn)
第5話 師条の実力(後編)
ゴア・マガラは狂竜化した。これで俺を倒せるとでも思ったのだろう。 ―そんなわけねーだろうが。 もともと俺はゴアとシャガルだけに特化したハンター…。ゴアの狂竜化など、シャガルに比べたらただの劣化版。 はっきり言って、的だ。的。なんの苦戦もない。ただの的…。 そんなことも知るわけもなく、そのゴア・マガラは俺と対峙する。さっきまでの恐怖が感じられない。これなら勝てるとでも思っているのだろうな。 ならば現実を見せてやろう。絶対越えることのできない壁というものを…! 「グオォォォオオオオ!!!」 バシュン!バシュン!バシュン!!! ゴア・マガラは渾身のブレスを…3発放つ。しかし無駄だ。 狂竜化以前についていた追尾機能はもうない…。ブレスとブレスの間でやりすごせば… 「がらあきだ、雑魚!」 バシュ!!!! 頭を狙いたい放題だ。 「おまけだ、食らっておけ!!!」 バシュン!!!!! 剛射も俺は放っておいた。放たれた矢は、右目ができるであろう位置に直撃する。 「グギャァァァァァアアアアア??!!!!」 とてつもないほどの激痛がゴア・マガラを襲う。そらそうだ。さっき左目に放った一撃より威力は増している。あまりの激痛により、狂竜化が解除された。 おまけに、後ろ足にダメージがたまっているため、まともに動くことも難しい。さらに右翼は打ち抜かれた。羽ばたいて逃げることもままならない。 ―もうゴア・マガラに抗う力は残されていなかった。 「災厄をもたらし者よ…沈め」
「グギャァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアア!!!!」
―ゴア・マガラの断末魔が樹海にこだました
ごめん、誘導機能あったら変更する。 次回新しいキャラだす |