- 日時: 2014/05/27 15:56
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)
※モンスターがしゃべりますが普通のハンターには聞こえません
同時進行するもう一つのお話 〜世界を戻すため〜 その1 元の世界での異変
ここは師条が住んでいる世界。 今彼らは違う世界にいる。そのため、ゴア・マガラとシャガルマガラは天敵がいないに等しい状態。 瞬く間に繁栄していった…。いや、しすぎたのかもしれない。 各地で狂竜ウイルスの影響が発生し、収拾のつかない事態となっていた。 「うはwwwあいつおらんとか繁殖し放題wwww」 「おちつけ…だが窮屈でないのはいいことだな。自由に飛んで、自由に食事し、自由に寝れる。邪魔なものはなぎ払えばいいだけ。」 「いっそのこと今のうちに大繁殖してあいつが帰ってきたらみんなでぼころうぜwwww」 …繁殖期もびっくりの大量発生により、生態系の崩壊に近い状態であった。 報告によれば、狂竜化の確認されていない個体にも影響が出ているとのこと。つい先日には狂竜激昂ラージャンに出くわしたとの報告があった。…考えただけでも恐ろしい。 しかし、なぜかそのラージャンは死体となって発見された。ギルドは自然に力尽きたのだろうと予測していた。 「ふははwwwもうこの鱗粉大量にまいとこwwwどこにいるかわかりやすいしwww」 「おいおい、俺は目があるからそんなことしなくても分かるんだ。そんなにいらないが…まぁ機雷に使えるからいいか。」 とのんきにしていたゴアとシャガルであった。 …だが、 ズドン!!! 「ぐぉ!?」 「どうした、ゴア…」 「後ろ足になにか…なんだこれ、弾…?ってことはハンターがきたのか」 「まぁ俺たちでやれば問題ないだろうな。」 そういってゴアとシャガルはその方向を見た… 「「えっ?!!」」 が、二体ともに驚愕した。そこにいたのは…師条ではない。しかし… 「この世界はゴアとシャガルが大量にいるのか…ちっ俺の住む世界ではないとはいえ、ここまで被害があると…黙ってられねぇな。」 師条と同じオーラをもつ…いや、それ以上のハンターがそこに立っていた。武器は…ヘビィボウガン。 「お、おい!あれ、例のあいつと同じ…いや、それ以上にやばそう…」 「逃げるか…いや、あいつより上のやつが存在するわけない!」 そういうとシャガルはそのハンターめがけて突進してきた。 「避けられるものなら避けてみろ!!」 シャガルが突進する…。しかしそのハンターはまったく避けようともしない。 「発射ラグ…なし。ブレ…0。適正距離…3.0m。ねらいは…右目!」 バシュ!!! そのハンターは突進するシャガルに目掛け弾を放つ。 グシャッ!!! 「ぐおぁぁぁああああああああああ!!!???」 シャガルの右目は完全につぶれた。放たれた弾は…拡散弾だった。中に入ってある爆弾が出されるが…まったく拡散しない。 ズドン!!ズドンッ!!! 「グギャァァァァアアアアアアアア!!!」 「は!?なんだあの爆発量!?」 拡散弾からでた爆弾の数、威力は…通常のものをはるかにしのぐものであった。おまけにすべてがシャガルの頭に降り注いだ。 たった1撃でシャガルは力尽きてしまった。 「うそだろ…やはりここは逃げるしか…!」 ゴアは羽ばたいて逃げようとした。しかし、そのハンターはすでに別の弾をリロードしていつでも撃てる状況であった。 「…」 バシュッ!! 「な?!読まれた!?」 彼の放った弾はゴアの行動を先読みして撃っていた。 ズドン!! 「ぐぉ?!」 どうやら放った弾は爆発する…徹甲榴弾だ。しかしこれの威力も…Lv3のレベルではない。大タルG以上かもしれないほどの爆発だ。 「な…なんなんだよ…あいつは…!」 ゴアの左翼はぼろぼろになっていた。なんとか逃げようとしていたが…あのハンターは銃口をゴアの頭に向けている。 「どうせ貴様は死ぬ。死ぬついでに教えておこう。俺はこの世界のハンターではない。俺の住む世界を戻すために、数多くの世界を旅する存在。」 「せ、世界を旅?!」 「俺の名前は…炎。これ以上貴様に言うことはない。散れ」 そういうと彼は銃口から貫通弾を放つ。
「…俺のオトモはどこにいったんだよ…この世界にいた形跡はするのだが…まぁいい、とにかく今はこの世界の異変を解決しなければならない。それも俺の使命…。」 彼はそういうとどこかへ行ってしまった。 残ったのはシャガルとゴアの死体だけ…
自分の小説内での最高スペックのハンターだしちゃった。どうしようもない人。 まぁ名前でまさかと思う人もいるかもしれないけど、前書いてたあれと同一人物。
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