- 日時: 2014/05/26 22:59
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: VcdExZU.)
第10話 クエスト開始〜哀れ、片方のドスイーオス〜
師条だ。俺といえばな。 地底火山についた。とはいったものの…涙那とはぐれた。 しまった、上位はランダムスタートだったな。いかんいかん…それより早く合流しないと… 俺一人で狩れるわけがないからな。言ったはずだ、ドスランポスすら狩れないとな。 「くくっそこにドスイーオスがいるぞ…?」 BLAZEの指す方向に…うわ、いるよドスイーオス。 こっちには気づいてないが…いやはや久しぶりに見たな。何年ぶりだろうか。 しかしソロじゃ狩りたくないし…とか思っていたら 「やぁドスイーオスくん、貴様にはここで地獄を見てもらおう」 バシュッ!!!! とか言いながらBLAZEが…一太刀でドスイーオスを両断した。っておいおい、お前が狩ってどうする。しかも一撃とか反則。ドスイーオスは真っ二つ。ぐろい。 しかもその武器はなんだ…?おともが持つにしてはでかすぎるだろ。 「くくっ、1体で十分なものを、2体もよこすからな。我が処理した。ついでだ、貴様にこの刀について説明しておこう」 そういうと俺に説明を始めた。おっと、クーラードリンクを飲み忘れていた、それをのんでっと…まとめるとこうだ。 BLAZEの持つ刀は刃先に特殊なものが仕込まれている。どうやらありとあらゆる抵抗を0にしてしまうらしい。そのため、あいつの持つ刀はどんなものでも両断することができる。 …つまりやろうと思えば俺たちを両断することも可能ということだ。あいつの身体能力を考えたら…勝ち目はないな 「くくっ、心配するな。この刀はめったに使わん。緊急用だ、緊急用。覚えて置け。さてと、さっさと合流するぞ。貴様一人では狩れないだろうしな」 というとBLAZEは涙那の元へ向かう。一応どこにいるかは分かるみたいだ。 仕方なく俺もついていく。
俺といったら師条殿なのか? む、今は私、涙那だ。私はBCスタートだ。 たしかエリア2に1体いた記憶がある。とりあえずそこへ向かおうとしている。 「ニャ…見えたニャ!ドスイーオスはあそこに…ってニャ!?」 キャロはときどきモンスターの位置を察知してくれる。ソロのときは役立っているぞ。ただ様子がおかしい。何か起きたのかな? 「どうしたんだ?キャロ」 「1体のドスイーオスが討伐されたニャ…!」 「なー!?」 ま…まだ始まってすぐなのに1体討伐?!まさか師条殿が!? いや…師条殿はたしかゴア・マガラとシャガルマガラ以外は狩れないといっていた…だとするとBLAZE? それも考えにくい…オトモアイルーがそこまで強いわけがない… むー?よくわからないけどもう一体のドスイーオスのとこへ向かおう。あとから師条殿に聞けば分かることだ。 私はBCの崖から飛び降りた。
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