Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.496 )
  • 日時: 2014/05/27 14:30
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: SBL8VbAZ)

第11話 合流

俺、つまり師条。この定型めんどくさい。あきたぞ
とにかく涙那と合流する…とか言っていたくせにドスイーオスのほうへ一直線だ。まぁそこで合流するんだろうな。
まぁ…いるよ、ドスイーオス。イーオスを連れてな
「ギャオ!」
イーオスの1体が俺に襲い掛かる。
「…」
バシュ!!
小型モンスターには縦に広がる連射…いや、俺の連射は一点集中だったな。これが便利だ。囲まれたときは広範囲に広がる拡散が便利だがな。ちなみに俺の拡散は前方180°カバーするぞ。貫通は…あれだ、打ち落とす時用。
「ギャォ…」
イーオスは一撃でぶっ倒れた。と同時に、ドスイーオスはこちらを見て警戒し始めた。
しまった、俺はドスイーオスとか狩れないんだった…やばい、ソロじゃ死ねる。
「くくっ我を忘れては困るな」
…あぁ、ソロじゃなかったな。こいつがいるんだっけ、今は。
「グギャオォ!!」
ちっ、完全に見つかっちまった。たしかこいつは胴体が弱点だったか?頭も弱点か?全身弱点だな。おk。
小さいからな…ここは一点集中の連射を…
「グギャォォ!!」
ペッ!!
うぉ?!ドスイーオスは毒液を吐いてきた。危ない、あと少し反応が鈍かったら当たっていた。
着弾地点の毒は周囲にじわりと広がって…すぐ消えた。そうだったな、着弾地点から少し拡散されるんだった。あれに当たるのもご法度だな
とにかくあいつに矢を…
「ギャオ!!」
「ぐっ!?」
イーオスが俺に攻撃してきた。しまった、こいつらは連携して襲い掛かるんだった…くそ、狩りにくい。
「ちっ!!」
バシュンッ!!
俺はドスイーオスめがけて矢を放つが…外れた。狙いがうまく定まらない。
ドスイーオスは中型モンスターのため動きがすばやい。そのくせ体力はかなりのもの。飛竜並か?
どちらにしろ、攻撃を当てなければ討伐できない…くっ、周りのイーオスが邪魔だ…!
「くそったれ…!」
何度も俺は矢を放つが…当たらない。的が小さく見える…おかしい、ゴアとかなら楽勝なのに…なぜいつもこうなんだ?!
「ギャオ!!」
「!!」
一体のイーオスが俺に飛び掛ってくる。くそ、これは避けられん。被弾覚悟か…
「だから我を忘れるなといっているだろうが!!」
バシュ!!
BLAZEが俺に飛び掛ってきたイーオスを…一刀両断した。また両断か。斬られたイーオスは空中でばらばらになり…マグマへ落ちていった。
とにかくこいつのおかげで助かった…それによく見たら周りのイーオスが減っている。BLAZEが狩ったのか…
「師条殿!無事か!」
涙那の声がする…やっときてくれたか。とりあえずこれで一安し…
「グギャァァア!!」
ズドン!!
「ぐぁ?!」
ドスイーオスが俺の体を拘束した。しまった、ドスイーオスの動きを見忘れていた。俺としたことが…
「くそ、離しやがれ…!」
俺は必死に抵抗するが…重い。なかなかはがれない。くそったれ…!
さっきから体の反応が鈍い。ゴアとシャガルのときのように動けない。昔からそうだったが今も変わらないのか…くそっ!ドスイーオスごときに俺は…!
「師条殿に何をするんだ!!」
「グギャォ?!!」
涙那がドスイーオスに渾身の一撃を食らわす。ドスイーオスはよろけ、拘束を解除した。
く…体力がかなり削られた…涙那に助けられたな。俺は
「すまない…」
「師条殿、話はあとにして先にドスイーオスを狩るぞ。そのほうがいい。」
涙那の言うとおりだな。とにかく先にドスイーオスを狩る、それが先決だ。
再び俺は弓を引き絞った。と同時にそれは起きた。
―ドスイーオスの狂竜化だ。