Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.643 )
  • 日時: 2014/06/06 22:27
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: GziRx2aM)

その8 それぞれの動きver2

〜冥花視点〜

「なんなんだよ、このモンスター…」
冥花は鎌を適当に振りかざしていたが…追い払うためであり当てようとはしていない。
一方、ランポスたちは巧みに回避する。よく見ると…
「ギャオ!ギャオ!!」
「な、なんだい?」
何かを訴えているようにも見える。しかし…冥花はモンスターの言葉がわからない。
「死者の扱いには慣れているけどモンスターは…」
と嘆いていたら異世界からなにかよくわからない薬が飛んできた。
名前は…翻訳こん○ゃくっぽいもの と書かれている。
…もろパクリだろ。
とにかく冥花はその薬を飲んでみた。すると…
「頼む!俺たちは襲いに来たわけじゃないんだ!」
「おいやめろって!どうせわかるはずが…」
「きゃん?!モンスターがしゃべった!?」
「「理解しただと!?」」
冥花もランポスたちも仰天していた。


〜バルカン視点〜

「それにしてもあの男…人間だとは思うが何か異質なところを感じた」
バルカンは炎のことを考えていた。人間の気配であるのはたしかだが…なにかが隠れている。そんな気がしてならない。
「っと…それよりも…あの男のいっていたモノと…本来の目的の遂行を」
と、そのときだった。
ドゴォッ!!
「ぬぅ?」
何かが翼にあたる音がした。よく見てみるとそこには…
「まさかミラバルカンがいるとは…思いにもよらなかったぜ」
「よーし、こいつも狩猟してお宝手に入れるかー」
「…」
一人は全身ゴルルナ装備の男…太刀を装備している。
一人は…見たことのない装備をしている。投擲武器だろうか?
一人は…フードをかぶっており顔が見えない。また武器を装備していない。
ではさっきの音は一体…?と思っていたが
「…お前らに制裁はまだはやい。さらばだ」
とにかく今は全力で滑空して逃げることにした。
さすがにこの速さにはおいつけず、その3人組は追ってこなかった。
「今の3人…間違いないな。あれが我の最終目的…!」


〜地視点〜

「(おいどうする!ばれたぞ!)」
「(おちつけ!ここからでてきたらこれで頭を打ち抜けばいい!)」
「(ナイスアイディア!!)」
ガチャッ・・・
男の一人が銃を構える。…どうやら出た瞬間を狙うらしい。
何か出た瞬間、引き金を引く―完全な策と思っていた。
やがて何かが近づくのに気づいたのだろうか…。銃を握り締める。
「(見えたら撃つ…!見えたら…!)」
誰かが…

でてきた。
「(今だ!!)」
「(お、おい!こいつちg)」
ズドンッ!!!
男は出てきた者に握り締めていた銃を放った。
弾は…貫通した。たしかに貫通した。
「は…はい?!」
「あら、私に何か用事かしら?」
出てきたのは霊華だった。銃弾は頭を…すり抜けていた。どうやら当たっていない。
「ば、ばかな!なぜあたって…」
『よぉ愚か者、まだ生きていたのか。血 祭 り に 上 げ て や る』
二人の男の背後には…いつも以上に怒り心頭の地が立っていた。しかも何か構えている。おそらくこれはこの世界に存在しないぶっ壊れた性能をもつ弓。
『あの世で悔やめ。俺と敵対したことにな!!!!』
バシュン!!!
弓から矢が放たれる音がこだました…。