Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.745 )
  • 日時: 2014/06/10 23:26
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: zoK62vvj)

その12 異変

〜冥花視点〜
「た…たいちょぉぉぉおおおお!!」
一匹のランポスが叫びながらやってくる。様子を見るからに…何か起きたみたいだ
「どうした?俺の弟子よ。何か起きたか?」
「そ…その通りです!実は!またあの二人組のハンターが来て…見張りのランポスが全滅しました!しかも…もうこの近くまで来ています!!」
「「何!?」」
その場にいたランポスたちはいっせいに振り向いた。ちなみに冥花も驚いていたり。
「ど…どうしますか!隊長!!」
「むぅ…あのハンターは俺でもかなり厳しい…皆で結束して追い払うしかない!俺の指示通り動けば勝てる!!」
「「おー!!!」」
ランポスたちの団結力はすさまじい。すぐさまに戦闘準備を始めた。冥花はあまりの出来事にちょっとついていけなかった。
「ところで、君はどうする?俺たちと共に戦うか?」
「いや、このことをあたいの知り合いに話して…そこから戦うことに」
するわ。という前に何者かがドスランポスの前を通りぬけた。
「んな?!」
気がつくと冥花は…いない。一瞬のうちになにが?!と思っていたがそれはすぐに理解できた。
「よぉてめぇら!今日もお前たちから強奪しようと思ったが…それより面白いものを見つけたから勘弁してやる!まぁ聞こえないと思うけどな!!」
「挑発している暇があったら帰りましょう。」
―冥花は二人組のハンターに捕まっていた。
あの一瞬のうちに冥花を捕まえた…おそらく女のほうだろう。冥花を捕らえているのが…彼女だからだ。
「は…離しなさい…!」
「うるさいわね、あなたには黙ってもらうわよ!!」
ズガッ!!!
冥花の首元にかなり強めの一撃を浴びせる。
その一撃で冥花は気絶してしまった。
「その子を…離せ!!」
「お、おい!よせ!!お前では無理だ!!!」
ドスランポスは止めようとしたが…冥花を連れてきたランポスの1匹が飛び掛る。しかし…
「はっ、遅すぎる!!」
バシュッ!!
そのハンターが持つ大剣で真っ二つにされてしまった。
「そん…な……」
「さーてと、長居は無用、帰るか。」
「そうね、さっさと戻りましょう」
バシュン!!
その二人組のハンターは冥花をとらえたまま洞窟から脱出した。
残されたランポスたちは…
「やった!今回は俺たちに危害なかった!」
「物も取られなかった!」
「万歳!!」
と喜びムードであった…が、その状況に怒りをこみ上げるモノが2匹…。
「お前ら…!」
同じく冥花を連れてきたランポスの1匹と…
「お前たちは俺の弟子としてもう認められんな…。その理由は一生わからねぇだろうよ」
群れのボス、ドスランポスだった。



「いやー、今回の収穫はでかいぞー。なにせ、モンスターの言語を理解できるからな。これで俺たちも…ってどうした?そんな顔して」
「べつに…」
男は満足そうだが女は…なにか嫉妬しているようにも見えた。
「わかった!こいつの胸がでかいかr」
「違う!!断じて違う!!」
この男はあぁ、胸の大きさに嫉妬しているのかと確信していた。と同時に冥花に何かついているのを確認した。男はその何かを破壊してアジトへと戻っていった。


〜炎視点〜

「…!!」
炎が何かに気づく。
「冥花の位置を示す機械が破壊されたか…何か起きたな」
どうやら冥花に何か起きたことに気づいたみたいだ。
「これは元の位置に戻るよりも…あいつの元へ向かうことが先決だな」
そういうと彼はどこかへ飛び去っていった


〜地視点〜

「まだ沼地である。」
実は地たちがいたのは沼地。まぁ毒のとこに放置するってとこから気づいた人もいるかとは思う。
「密林まで…まだまだかかるのね」
「遠いです…。」
「うだうだいわなーい!!」
ペースとしてはけっこう遅め。おそらく2時間でつくような速さではないだろう。
地はもう少しペースをあげようと思ったが…その前に何かに気がついた。そして…二人の肩を掴み
「いきなりで悪いけど…快適な空の旅をお楽しみください!!」
ブンッ!!
二人を思いっきり上空でかち上げた。
「ちょっと!?」
「わわ?!」
いきなりの出来事に二人は慌てていた。しかし、なぜ地がそのようなことをしたのかはすぐに分かった。
―突如、沼地に熱線が飛んできた。しかもそれは横方向になぎ払い、広範囲を焼き尽くした。