- 日時: 2014/06/11 16:26
- 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: cgTp.A.9)
その14 最凶と最強の再開
とうとう炎は地を見つけた。 とはいったものの…実は知っていたらしい。気配察知できるからね 「まったく…いつ以来だか、お前と話すのも」 「お、そうだな。かなり前から会ってなかったなー…。あと今は俺のことは地と呼んで。」 また偽名か…と炎は思っていたがまぁいいやということにしていた。
そして彼らは…お互いに起きた出来事について話し合った。 「なーるほどな。そっちの連れが何か起きて、こっちも今連れ去られてしまったとこ。さぁどうする?」 「…決まっている、殲滅だ、殲滅」 地は炎を見て うわ、前より恐ろしくなってらーw と思っていた。前よりって… 「よーし、わかった。まずは…っと、冥花って誰かと話してなかったか?たぶん何かしてたと思うぞ」 「ん?確かに密林洞窟内に留まっていた記録はあるが…行ってみるか?」 「よし、いこう。」 地は密林の洞窟へ行くことにした。炎もついていくことにした。 ただし、この二人だけになると… 「さきにいってる」 「おまwww5分待ってろwww」 常人外の速度で移動できるわけで…。
〜密林洞窟〜 「…2分早い」 「早いのは別にいいだろwwwおいww」 3分で沼地から密林へ移動していた。いくらなんでも早すぎだあんた…。 どうやら先についていた炎は中の様子を見ていた模様。 「お前が来るまでに起きてたことだが…ドスランポスと大勢のランポスがもめていた。それだけだ…って地、モンスターの言語わかるのか?」 「あ、知ってる。分かるし話せる。」 地もモンスターの言語が分かるため、洞窟内での話の内容がわかるわけで…。 どうやらドスランポスとランポスの1頭が組織に乗り込む…らしい。 他のランポスは群れから脱退していった。何頭か二人のいるところへきたが…彼らを見つけられるわけがなかった。なんせ今二人は…透明だもの 「便利だなーww不可視Lv2リングwww」 「別ゲー…。」 どうやらランポスの住処に残ったのは…組織に乗り込む2頭だけになっていた。それを確認した炎と地は住処へ入っていった。
「本当に俺と行くのか。行ってしまえば確実に…死ぬぞ」 「…たとえこの先に待つのが死であっても、俺は行きます。死んだ俺の仲間の無念を…俺が晴らすためにも!!」 「「よくいった。」」 炎と地が入ってくる。2頭は警戒していた。 「誰だ!まさか組織の仲間か!」 「違うな。俺は…連れ去られたあいつの知り合い。」 「俺も同じwwそして、その組織を壊滅させることを目的としたハンターだよんw」 「お前がいうと信用性にかける。まじめに話せ」 「すまねぇwwww」 二人の会話だけではまだ怪しいようにも見える。しかし…組織の人間特有のオーラを2頭は感じなかったため、彼らが組織の仲間ではないことがわかった。てか組織のオーラって何? 「知り合い…そうか、お前たちが彼女の…」 「そーゆーこと。で、その組織に乗り込むの?」 「そうだ…!仲間の無念を…!」 ランポスは声が荒くなっている。そこへ炎がこういった。 「…その依頼はすべて俺が受ける。死んだ仲間の無念は俺が必ず晴らす。だからここで待ってくれないか?」 「「なんだと?!」」 その言葉に2頭は反発した。それでも炎は話を続ける 「心配するな、その様子はこのモニターで見れるようにする。そしてこの空間は…一時的に誰とも干渉されないフィールドとする。あとお前らの声をあいつらに届けることもできるし…すべてが終わったらまたここへ戻ってやる。」 「都合よすぎw」 地の突っ込みはさておいて…←おい!いい加減にしろ!by地 それでもランポスは反発する 「ふざけるな!仲間の死を直接見てない人間に…任せてられるか!俺は行くんだ…!絶対に…!?」 「行った所で無駄死になるだけだ。それがお前の死んだ仲間の望むことではないだろ。」 「そのきもちは俺にもわかる。だけどさ、それだけで行動すると後悔するものさ。だから俺たちに任せろって。確実にあの組織を…消すから」 炎と地は2頭にそういう。特に地の「消すから」という言葉は…かなり重みのある発言だった。どうしてもランポスはいきたかったが…それで死んだ仲間のためになるのかが明確にでなかった。 「…わかりました。でも…!仲間の無念を絶対に!!晴らしてください!!」 「これは俺からも頼もうか。死んでしまった弟子のためにも、確実に組織を滅亡させてくれ。でないと生態系が崩れる…とバルカンがいってたからな」 「…委細承知。」 「んじゃ、あとはこのモニターでも見ながらゆっくりしてくれなー。さらば!」 炎と地はモニターを残して住処をでた。 と、同時にその住処は一つの孤立空間と化した。誰からも干渉されることのない孤立空間に…。
「さーてと、冥花と霊華と残妖はどうやら組織の施設にいるみたいだぜー」 「…場所はどこだ」 「俺がつくまで乗り込むなよ?w場所は火山BCから…南南東6.7km付近だ」 地がそういうと炎は一瞬で消えてしまった。 「こらー!」 地も全力でその場所へと向かった
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