Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.775 )
  • 日時: 2014/06/13 15:13
  • 名前: 7倍quasar ◆FGU2HBsdUs (ID: e1.hmQYR)

第20話 世界との別れ

〜地底火山BC〜
俺たちは一旦ベースキャンプへ戻ってきた。ん?俺?師条だ。
今は奏連を休ませるためゆっくりしている。BLAZEは…寝ている。
というより俺以外みんな寝ているんだが…。
そんなに疲れたのか?俺は別に…とは思っているがBLAZE曰く、けっこう負荷はかかっているとのこと…。だが寝る気にはならない。まだよるじゃないからな。
とはいっても暇だな…武器や防具の手入れでもしておこう。そのうち起きるだろう。それに…もうこの世界に来ることもない。


「…よし。」
手入れは終わった。弓にはモンスターの血が多少ついており、固まっていた。すべてきれいに洗い流した。防具も同じだ。たまには整備をしないと…。俺は自力である程度できるからな。
さて…まだ誰も起きていない。少し…景色を眺めに行こう。
とはいってもこの世界…俺の住む世界に酷使している。ここまで似る世界もあるんだな…。


「まだ起きてないのか?」
散歩から帰ってきたが…
「我は起きているが?」
おきていたのはBLAZEだけ。あとは…まだ寝ている。そんなに疲れがたまっているのか?
「BLAZE…お前の探す者ってもしかして…」
あまりにも暇だからBLAZEに聞いてみた。
以前俺に言ったが気にするなと言われたこと…。
「…察しはつくだろう。」
としかBLAZEは言わなかった。まぁ…わかるっちゃぁわかるけど。
「ふわぁ〜……むっ!」
涙那が起きた模様。ただなんか恥ずかしそうにしているけど…なんでだろうか。
俺とBLAZEは揃って「?」という顔をしていた。どんな顔だよとかいうなよ。
「涙那は起きたか…あと奏連とキャロがおきt」
「ニャー…」
「う〜ん…あ、おはようございます」
二人も起きた模様。
「起きたか。では身支度をするんだな。すぐ出発する」
BLAZEはそういう。どうやらもうすぐこの世界から移動するみたいだ。
皆準備はして休憩していたので、軽く身支度するだけですんだ。
「では…はやく入るんだな」
ズバッ!!
空間に…一つの穴ができる。
その奥はなぞめいた空間が広がっている。あの時と同じ…。
「なー?!」
「ニャ!?」
「え…」
2人と1匹は驚いていたが俺はそうでもなかった。1回体験してるからな…これ。
あの時はブレスだったけど。
「さぁ、行くぞ。ばらけたくないのならば早く入ることだ。くくっ…」
そういうとBLAZEは穴の中へと入っていった。
とうとう…この世界から去るときがきた。戻ることはできない。進むしか道は…ない。
「…行くか。」
俺たちもその空間へと飛び込んだ。




〜???〜
俺だ。
気がついていたら未知の世界についていた。まぁここまでの流れは…わかるよな。あれだ、あれ。
今いる場所は…まったく俺の知らない世界。どこだここ。
とにかくみんなは近くにいるか確認した。
涙那、キャロ、奏連…あれ?BLAZEがいない。おかしい…あいつだけ先に入ったからか?
「くくっ…なるほど、この世界ではこの容姿となるか」
あいつの声がする…。しかしそんなアイルーはどこにもいない。いや…アイルーはいないんだ。ただ…
漆黒の長髪の男が…いる。武器は太刀。この太刀どこかで…
「くくっ、我だ。BLAZEだ。」
「「!?」」
今度は人間になっていた。本当にこいつ意味が分からん。
俺より身長…高くないか?
髪は言ったからおいといて…目は紫色。顔に傷が何箇所かある。装備は…していない。普段着に近い感じがするが…全部漆黒。黒いのがすきなのかこいつ…
「まぁこれが我の本来の姿に近いが…くくっ…」
本来の姿に近い?ということはこいつ人間ではないということか?
だとしたらまじでなんなんだ…俺にはまったくわからない。
一体これから先何が待っているんだ…。