- 日時: 2014/07/19 20:09
- 名前: 赤衣の男 (ID: PIs0MHM2)
<第四話> 「伝説の黒龍」 ガル 「な、なんだ?」
古龍観測所の方から大きな鐘の音が聞こえた
教官 「!!ま、またか」
ギルドの兵士が真っ青な顔して教官の所に来た。
兵士 「オーガ教官!!」 教官 「あぁ、わかっている。今回はなんだ? ラオシャンロンはこの前来たばかりだろう、 シェンガオレンか?」 兵士 「そ、それが・・・」 教官 「なんだ!!早く答えろ」 兵士 「あ、あのおとぎ話のこ、黒龍ミラボレアスと・・・」 教官 「あ、あの黒龍伝説の?」
俺達も驚いたが教官の驚き方は異常だった 教官 「まずい・・な」 教官は何かボソッと言ったがそれが何かはよく 聞き取れなかった
兵士 「は、はい。それでドンドルマにいる上位以上の全ハンターに 強制出撃の命令がでています」 教官 「つまりこいつらもいかないとならないということか?」 教官は各主席の12人を見た」 兵士 「え、えぇ」 主席の12人は顔を見合った
教官 「お前ら、いけるのか?」 キル 「はい!!」 キルは誰よりも早く答えた。 エドガ 「そうだな」 残りの10名 「はい!!」 教官 「だ、そうだ」 兵士 「わかりました。・・・・お前ら早くついてこい」 教官 「キル、ちょっと待て、お前が810期生隊長だ。」 教官はキルの肩を強く叩いた
キル 「!!・・・はい!!」 このとき俺は自分が主席にえらばれなくて よかったと思う俺がいることに気付いた、 主席の十ニ人はみんなやる気満々なのに・・・・・ 俺は怖い、戦場に立たないのに・・・・怖い、 このドンドルマに伝説の化物が来ていること 自体が怖い・・・、そんな自分に腹が立った・・・
兵士 「教官、はやくきてください」 教官 「あぁ、すぐ行く、すまない先に行ってくれ」 兵士 「は、はい、わかりました」
そしてそのころ戦場では・・・ 狩人 「がっ・・・」 兵士 「ク・・・・・クソ。はぁはぁ」 狩人 「俺ら、いや、じ、人類はこ、この・・・ま・・」 バタッ また一人の狩人が力尽き死んでしまった
狩人 「また一人死んだか・・・。残りはどれくらいいる?」 狩人 「さぁ・・・な・・・。」 ふざけた伝承にも劣らない力の黒龍に ガーディアンズ、そしてドンドルマの名のある 上位以上の手練たちは少しの時間で一気に 蹴散らされてしまった。 圧倒的な力の前にすべての兵士や狩人が あきらめかけていたその時だった。
兵士 「お、おいあれを見ろ!!」 ドンドルマの砦の上に三つの人影があった その人影に目のピントが合った時 そこにいるすべての兵士と狩人の目が 希望に満ちた
狩人 「あ、あれは「ギルドナイト団長」ランサー・グングニルだ」
ランサ 「こりゃひどいね、この数分で・・・。」
兵士 「それに「破壊王」ガイア・プロメテオルに「音速の隼」ソニック・ファルコンだ。」
狩人 「世界でも名のあるハンターじゃないか。」 兵士 「お、おい、あいつは・・・」 三人の後ろからヘルムを外したレウス装備の男が ゆっくりと歩いてきた 兵士 「か、「狩人の頂」ジェネラル・ディグニティーじゃねえか。」 ジェネ 「なんてザマだ・・・ここまでとは・・・・少し力を確かめさせてもらおう」 ジェネラルが剣を抜き大剣とは思えぬスピードで走りだした。 ジェネ 「くらえ」 とつぶやき剣を天高く振り上げた。その瞬間、黒龍の尻尾は 天高々と舞い上がった さっきまでびくともしなかった黒龍が初めて 悲鳴を上げた 兵士 「す、凄すぎる」 狩人 「これが世界か・・・」
ガイア 「フン!!」 ガイアは溜め三段階のハンマーを黒龍の顔め がけて放った その攻撃は黒龍の体ごと地面に押し込み地面 は、直径10mほどのクレーターができていた ソニッ 「よっしゃ、俺も行くか」 その瞬間ソニックは「フッ」と消えた
ソニッ 「音速切り」 と叫びながら真鬼人解放状態で黒龍の体を 目にも止まらないスピードで切り始めた
ランサ 「やれやれ、みんなせっかちだねぇ」
そして攻撃が終わったころには、黒龍の 周りは真っ赤に染まっていた。 その時だった。突然黒龍は口を開けブレスを 放った。 まるでこの世の終焉を見せるかのようなブレスは ドンドルマの町を木端微塵に吹き飛ばした・・・。 |