MH小説「とあるハンターの伝説」 ドンドルマ編突入!!( No.100 )
  • 日時: 2014/07/29 16:20
  • 名前: 赤衣の男 (ID: kNrOQnJD)

第四十三話「半年ぶりの再会」

      その後ラオシャンロンについてそこらへんにいる狩人たちに
      話を聞きまわって六人目だった

ガンス 「すみません・・・・・・ってあー!!お前ら、もしかして・・・」

     そこにはかつての810期生の仲間、ダイン、ジョージ、マルコ、ジョンの
     四人がいた

ダイン 「お前らか、なつかしいな、旅はどうだ?」

ガル  「順調だぜ、ま、色々あったけどな」

ジョン 「そうか、今度お前らの武勇伝を教えてくれ」

デステ 「任せろ!」

マルコ 「そういや・・・」

     マルコはケインとバレルがいないのを気付いたらしい、
     必死に「言うな」と目で合図を送ったがマルコはそれに気付かず
     言ってしまった

マルコ 「ケインとバレルは?」

トラン 「ケインは故郷に帰った」

ジョン 「バレルは?」

一同 「・・・・・・・・・」

     思った通り気まずい空気が流れた、
     何か別の話題に変えたい・・・・
     こんな時に限ってガルは静かになってしまう

ダイン 「・・・・・い、いやーこ、こうやって集まると昔を思い出すなー」

     ダインが棒読みで話題を振ってくれた、これを逃すわけにはいかない
     話を広げようとした瞬間後ろから聞いたことのある声が聞こえた

??? 「そうだな、最後に会ったのが約半年前か」

     聞いたことのある声に反射的に振り向くとそこにはギルドナイトの男が
     いたランサー?いや違う

デステ 「お前・・・・」

     その男は真っ赤な帽子を親指で上げ顔を見せた
     そう、間違えない、あいつだ

一同  「エドガー!!」

エドガ 「よぉ、久しぶり」

ガンス 「お前ギルドナイトになれたんだな」

エドガ 「卒業後すぐに団長が突然推薦してくれてな」
デステ 「え!?あの団長さんが?」

エドガ 「あぁ、あの後お前たちと別れたらすぐに「君、ギルドナイトになりたいんだって?
      だったら俺が上に推薦してやってもいいけど・・・・どうする?」って突然
     言ってきてな、最初は疑ったがどう見てもランサー団長なんだよ、
     それで半信半疑で行ってみたら本当になれたって話だ」

トラン 「なんじゃそりゃぁ!?」
ガンス 「ハハ、あの人らしいな・・・」

     確かにあの人らしいといえばあのひとらしい

ガンス 「んにしても・・・・・810期生か・・・あんときゃあ
      キルもフランクも生きてたんだよなぁ」
シア  「それに卒業試験失格者もまだいたのよね」

     最初にいた七十四名はもうバラバラに
     なってしまっている
     シアが言ったように卒業試験に失格し811期生と
     して訓練場でまだ訓練している者
     ケインのように故郷に帰った者
     猟団の団員になった者
     そして・・・俺たちみたいに旅に出た者
     など様々だ

ソフィ 「久しぶりに教官に会いに行きませんか?」
ガル  「いいじゃん、久しぶりにあの鬼教官に会いに
     行ってやろうぜ」

     教官・・・・・・かぁ

ジョー 「おい!!デスティニー、行くぞ!!」
デステ 「あ、あぁ、悪い!先行っててくれ!」
マルコ 「早く来いよ!!」
デステ 「りょーかい」

     みんな行ってしまった
     俺は一人酒場の椅子に座って約三年前
     俺、キル、ミラの三人で故郷の
     ココット村を出発し、ドンドルマについたときの
     ことを思い出した