- 日時: 2015/02/04 14:41
- 名前: 赤衣の男 (ID: F/cNkQq0)
<第五話> 「ドンドルマ崩壊」 <ドンドルマ崩壊10秒前の810期生主席達>
ガル 「全く俺達の初陣が古龍なんてついてねぇな」 ケイン 「何人生き残れるかな?全滅しなけりゃいい所?」 キル 「何言ってんだ、全員生きて帰るぞ」 その時ミラが前を指差した
ミラ 「何?・・・あれ」
前を見ると建物が次々に破壊されてくることに 気付いた。 とっさに体を守ろうとしたがもう遅く、 まわりの建物と共に俺たちは吹き飛ばされた。
<ドンドルマ崩壊10秒前の810期生達> 教官 「おいデスティニー、なぜケインに技術では 勝ってるお前が主席になれなかったか わかったか・・・?」
突然思いもしなかったことを聞かれ少々 戸惑ったが思ったことを正直に話すことにした
デステ 「は、はい。俺はまだ狩りを恐れていました」 教官 「あぁそうだ・・・・・あいつは昔な・・・・。 !!お前ら、ふせろ!!」 突然教官が叫んだ、それと同時に謎の爆風が 俺達を襲った
そしてしばらくして謎の爆風はさって行った。 爆風が来たのはドンドルマの防壁の方からだ 言うまでもなく黒龍の仕業だろう
教官 「お、お前ら無事か・・・」 デステ 「は、はい、なんとか・・・」
突然の爆風に皆、数メートル、数十メートル 吹き飛ばされた・・・。 つい一時間前までにぎやかだった風景は 一変し三百六十度瓦礫の山となってしまった。
トニー 「おい、フランク、おい!!」
トニーが泣きそうな声でフランクを抱えながら 叫んでいる 教官 「ど、どうした・・・・!!」 トニ― 「フ、フランクが・・・・」 ジョン 「フラ・・・ンク」 ダイン 「うそだろ・・・」 そこには首から血を流して死んでいる フランクの姿があった。 教官 「・・・・くそっ!! 俺としたことが気付くのが遅かった ・・・あいつらは無事なのか」 <主席組>
ガル 「お前らだ、大丈夫か?」 キル 「あぁ」 ヒデヨ 「なんでゴザルか・・・・・」
やはり主席組の方も無事ではなかった エドガ 「そういやギルドの奴はどこに行った?」 トラン 「確かに・・・どこだ?」
さっきまでいたギルドの先輩ハンターがいない
ガンス 「お、おい、いたぞ・・・でも・・・」 ガル 「死んでんのか?」 ガンス 「あぁ」
先輩ハンターはあの爆風で腹部に木片が 刺さって死んでいた
ガル 「向こうでなにがあったんだよ。」 ザック 「早く行った方がいいんじゃないか?」 トラン 「そ、そうだな」 それから急いで戦場へ向かった 行く途中周りを見たがどこも瓦礫の山に なってしまっていた そしてやっと防壁のあったはずの場所についた
キル 「こ、これは・・・」 ガル 「これが・・・こ、黒龍」 エドガ 「そ、そんな・・・」 ガンス 「なんだ・・・これ」 ヒデヨ 「なんてことでゴザル・・・」 そこには無数の死体や粉々になった 壁の残骸だらけだった
兵士 「ち、ちくしょ・・・う」
その時だった黒龍は突然キルめがけて ものすごいスピードで襲ってきた
キル 「なっ・・・」 黒龍の爪はキルの顔わずか10pの距離に ささっていた。 ガル (な、な、な、なんだよ今の・・・か、勝てるわけねぇ) 主席全員が恐怖で全く動けなくなっていた。 キル (こ、殺される) しかし黒龍はそのまま他の者には興味を しめさずキルだけを飲み込み飛び立っていった
エドガ 「待て!!まだ俺達が残ってるぞ!!」 黒龍はエドガーの声を完全に無視し そのままいってしまった ミラ 「そ、そんな・・・キル・・・」
??? 「フッ。人類の力はこんなものか・・・」
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