とあるハンターの伝説 THE BEAUTIFUL WORLD( No.47 )
  • 日時: 2013/12/29 15:13
  • 名前: 赤衣の男 (ID: i2PstxXc)

第十五話「自分への嘘」

     ダルコは約一週間後二人の遺体を担ぎふらふらの状態で帰ってきた。
村長  「ダルコや、まさか二人は・・・。」
     ダルコはうなずいた。
村長  「そうかい・・・・・・・・・ケインには、どう伝えるかのぉ。」
ダルコ 「私が伝えます、二人が死んだのは私のせいですから、
     もう少し早くこの村にくれば・・・。」
村長  「お前のせいじゃない、自分を責めてはいけないよ。」
ダルコ 「ありがとうございます、しかし伝えたいことが別であるので。」
村長  「そうかい、じゃあ悪いがまかせたよ。」
     
     そしてダルコはケインの所へ行き、二人が死んだことを話した。
     ケインは二人が死んだという言葉を聞きショックで気絶してしまった。
     そして三日間目を覚まさず、四日後の朝に、目を覚ました。
ケイン 「・・・・・・・!!」
     ケインは二人が死んだことを思い出し、
     頭を押さえ悲鳴をあげた。
ダルコ 「ど、どうした、大丈夫か・・・。」
     ダルコが外から駆け込んできてケインに聞いた
     しかしケインはなにも言わなかった、
     そしてケインは何日も誰とも口をきかなかった。
     そして数日後ケインはまたいつも通り、話す
     ようになった、しかし性格は今みたいに
     なってしまっていた。そして、村の者たちは
     ケインを元に戻すためにいろいろ考えた、
     しかし誰もケインにそのことを言うことは
     できなかった。・・・みんなわかっていた、
     ケインの変化の理由を・・・。ケインは決して
     言っていることを心からいっていない、
     ケインはただ、自分が悲しんでいるのでは
     ないかと心配させないため、
     そして・・・ものすごい悲しみを消そうと
     必死に・・・自分をだましているだけだと、
     そんなケインに村の者たちは何も言えなかった。
     そしてそのまま何も言えないまま五年の月日が
     たった・・・。
     ケインは両親遺志を継ぐためにドンドルマの
     訓練学校に向かった。
     そしてその後再び雪山に、ティガレックスが
     頻繁に出没しだした、その情報が入ったとたん
     ダルコはすぐにティガレックスを討伐に向かった。
     そしてダルコは片目のティガレックスにあった。
     ダルコはその傷はあの二人がつけたとすぐ
     わかった。

ダルコ 「五年前のかたき、今とらせてもらう・・・。」

     ダルコは剣を向けた、しかし圧倒的な力を
     前にダルコはどうすることもできず、
     ギリギリの状態で村に帰還した・・・。
     

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>>43
ほんとですね、今まで気付きませんでした、ありがとうございます

みなさん支援ありがとうございます