- 日時: 2014/03/24 10:56
- 名前: 赤衣の男 (ID: RB8zxcQt)
第二十四話「鼻の高い青年」
俺達は今テロス密林と呼ばれる大陸東部に位置する密林にいる。ここ密林は よく大雨が降るのだが今日は規格外の大雨、突風だ。 そのせいで一歩進むのがやっとだ・・・。 デステ 「み、みんな、大丈夫か!!」 風が強くて声も届かない。 その時突然バレルが足を止め、少し遠くを指差した。 そこには一人の竜人族の青年が倒れていた。 俺達はその青年をひとまず洞窟の中に運ぼうとした。しかし運ぶ 途中でその男は目を覚ました。 ??? 「・・・・・・・う・・・・・・き、君たちは・・・・・?」
俺達は事情を説明した。 ??? 「そうだったのか、助けてくれてありがとう、オイラはジャンボ村の 村長をやってるんだ。」 ミラ 「あなたがあのジャンボ村の村長さんですか、私たちも今、ジャンボ村に向かって いたんです。」 村長 「そうか・・・・ち、ちょっと今来ない方がいい・・・かな。」 ガンス 「何かあったんですか。」 村長 「こ、「古龍クシャルダオラ」が接近してるんだよ、この嵐もそのせいだよ。」 ガル 「こ、古龍ぅ〜!?」 皆、「古龍」という言葉に驚いた。 ザック 「し、しかもジャンボ村に向かってるんだろ・・・・・どうする?」 バレル 「助けるしかないだろ、近くに俺達より上のハンターは見当たらない、 探している間に村が襲われたなんてシャレになんないからな。」 村長 「い、いいのかい?・・・・・・いや、だめだ、今会ったばかり、しかも オイラを助けてくれた君たちに、そんな危険なまねはさせれない。」 ガル 「大〜丈夫だよ、俺達ってこう見えてもドンドルマ の訓練場の主席ぞろいなんだぜ。安心しな。」 村長 「で、でも・・・・。」 ガル 「いいからいいから、とりあえずいこうぜ、 ニャンター、頼んだぞ、村長さんを小型モンスター から守れ!!」 ニャン 「了解ニャ!!」 村長 「・・・・・・・・わかったよ、でも自分の命を第一で 行動して欲しい。」 デステ 「もちろん。わかってますよ。お前ら行くぞ!! 古龍からジャンボ村を守るぞ!!」 |