Re: MH小説「とあるハンターの伝説」 第二十九話終了!!( No.82 )
  • 日時: 2014/05/08 20:23
  • 名前: 赤衣の男 (ID: l9Un/gCp)

第三十話「腐りきった国王」


      <十三年前王都ヴェルド>


     当時西シュレイドの王は自分の権力に溺れ国民にさまざまな
     嫌がらせをしていた
     それは貴族も例外ではなかった・・・・・・

     
バレル 「父上!!僕にもそのボウガンの使い方を教えてください!!」
      
      バレルは庭でボウガンの練習をしている父、ショットに
      ボウガンの使い方を教えてもらおうと頼んだ

ショッ 「ほぅ、もうボウガンに興味を持ち始めたのか、ま、でもまだ少し早いな
     お前が使ったら腕が吹き飛ぶぞ、それでもいいか?」
バレル 「う・・・・・・・」
ブレッ 「ハハ、お前にはまだ早いってことだよ、
      全身の骨がバキバキに折れるかも知れねぇぜ」
バレル 「兄上まで・・・」
      バレルには十歳年の離れた兄がいる
      名はブレット・フォン・ユスティーツ、ユスティーツ家の長男だ
ショッ 「バレル、お前が使えるようになるためにはあと・・・・・十年ぐらいだな、
     十三歳になったら教えてやる」
バレル 「十年!?」
     
     声が裏返った

ショッ 「あぁ、ボウガンは弾丸を発射する時ものすごい反動が体を襲う
     半端な気持ちでいじったら大人も怪我をするぐらいだ。
     ・・・・・・・・・・ま、いずれ教えてやるよ」
ブレッ 「まったく、三歳でここまで賢いなんて」
ショッ 「ほんとだよ、お前がボウガンに興味を持ったのは確か、五歳のころだったか
     バレルにはほんっと驚かされる」

     このような楽しい生活は一人の男によって奪われた
      一人の召使が突然扉を開け、庭に来た
??? 「大変です!!ご主人様!!」
      その召使の名はサラ、代々ユスティーツ家
      の召使をしておりまだ若いが召使のリーダー
      的存在だ
ショッ 「どうした!!突然」
サラ  「エルザ様が・・・・・エルザ様が王城に連れて
     いかれました」
ショッ 「そ、それは本当か!!」
サラ  「は、はい・・・・」
ショッ 「国王め・・・・・ついにここまで腐ったか・・・
     サラ!!ギルドから信頼できるギルドナイト
     を派遣するように連絡してくれ、
     私の名前を出せばくれるはずだ」
サラ  「し、しかしなぜですか?ギルドナイトなんて」
ショッ 「お前を信じて言う・・・・・・・エルザを国王から
     奪い返す、そのために戦力が必要なんだ」
サラ  「・・・・・・・・・・わかりました」
ショッ 「ドンドルマからここまで約一週間ぐらいだろう
     ギルドナイトが来たら王からエルザを奪い返す」

     

ランサ 「ここで来るギルドナイトが俺だ、当時新米だった
      俺をあの人は頼りにしてくれた、いくらギルドに
      信頼出来る奴をよこせと言ったからって
      まだ若かった俺を信じてくれたんだ」

バレル 「だからあんなことが言えたのか」
ランサ 「そう、俺も作戦の参加者だったからね。
      そしてこれからが作戦開始後の話さ」

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第三十話終わりました
これから数話は対モンスターというよりか
対人戦なのでご理解お願いします

>>81
確かに過疎化が凄いですね