MH小説「とあるハンターの伝説」 第三十五話終わりました( No.89 )
  • 日時: 2014/05/27 19:37
  • 名前: 赤衣の男 (ID: 5X6/qZrw)

第三十六話「色々と予想を超える武器」

      武具工房は村の東側にある、そこには人間には習得不可能
      とされている竜人族の武具加工技術を身につけている老婆がいるらしい

デステ 「すいませーん!!おばあさーん!!」
      大声で叫ぶと奥から一人の老婆が出てきた
武具婆 「なんだい、なんだい、そんな大声を出さなくても聞こえるよ
      何の用だい?」

デステ 「あ、はい、あの〜この素材で何か大剣を作って欲しいんですが」

     荷台からありったけの素材を出した

武具婆 「おうおう、こんなに・・・・どれどれ」
      おばあさんは荷台をあさりだし一つの黒い塊を出した

武具婆 「な、なんだい、これは・・・どこで拾ったんだい?これなら
      凄い大剣が作れると思うのじゃが・・・使ってもいいかい?」

      ポッケ村で貰った黒い塊がこんなにも早く使うことになるとは
      思ってもいなかった

デステ 「はい、でもこれだけでいいんですか?もっと他にも素材はありますよ?」

武具婆 「いいかい?物作りはなんでも混ぜればいいって訳じゃあないよ
      一つの素晴らしい素材を余計なもので汚すのはもったいないじゃろ」

デステ 「余計な物・・・・・ま、お願いします、でも・・・いくらぐらいかかりますかね?」
     
     まぁ高くても五千ゼニーぐらいだと俺は見積もっていた

武具婆 「そうだねぇ・・・・・・だいたい一万五千ゼニーぐらいかのぉ〜」
デステ 「一万五千!!・・・・そんな大金は・・・・」

     予想を遥かに超える金額に倒れそうになった

武具婆 「知ってるよぉ、だからその分はこの村のために働いておくれ
      その分値段を引いてあげるから」

デステ 「それなら任せてください!!あと・・・最後に・・・何日ぐらいかかりますか?」

武具婆 「そうだね・・・・・こんな素材初めてだからねぇ・・・・一か月ぐらいじゃろう」
デステ 「一か月・・・」

      ちょっと予想より長かった