Re: モンスターハンター<とあるハンターの伝説>( No.9 )
  • 日時: 2014/06/19 18:06
  • 名前: 赤衣の男 (ID: 0KcCYvbq)

<第四話> 「810期生の全力」
     
     キルの掛け声で皆、士気が完全に戻った
ザック 「くらえっ」
     ザックがラージャンの隙をみて足の間から
     腹を叩き上げた
ザック 「よし!!スタンとったぞ!!」
ソフィ 「み、みなさんがんばってください」
     ソフィーが攻撃強化の旋律をあげた。

キル  「今だ!!強溜め三段階。」
ガル  「鬼神乱舞!!」
ガンス 「竜激砲!!」
ヒデヨ 「気刃切り」
デステ 「飛び切りぃぃぃぃ」
トラン 「属性解放突き!!」
ミラ  「溜めW打ち!!」
ザック 「溜め三」
一同  「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
一同  「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
教官  (生徒が一つになった。これなら・・・)
     ドッゴォォォォォォォン
     俺達810期生の力限りの一撃がラージャンを襲った
     それにはさすがのラージャンも
     ピクリともしなくなった
ガル  「や、やったのか?」
デステ 「教官・・・どうなんですか?」
教官  「フッ、貴様らの勝ちだ討伐おめでとう」
一同  「いやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
     みんな近くの仲間と抱き合った

教官  (43名か、けっこう残ったな)
教官  「貴様らよくやったな。ここに残っている者は明日12時に訓練場にこい。
     そこで卒業式をやる。」
一同  「はいっ!!」
     
     俺達はついに卒業試験のラージャンを倒した。
     卒業人数が43名という人数になったが、これでも
     多いらしい。
     そして俺達は卒業の日を迎えた。

教官  「え〜810期生の諸君、卒業おめでとう。今日から
     貴様らは正式なハンターになる。しかしどんな
     モンスターにも全力で油断せずにがんばって
     欲しい。」
ガル  「大丈夫ですよ教官〜、俺達はG級のラージャン
     を討伐したんですよ〜」

     ガルは最後まで調子の乗ったことを言った
   
教官  「ん?あぁ、すまん、すまん、まだ言ってなかったな
      あれは・・・上位のラージャンだ。」
一同  「!?」
ガル  「は・・・?」
デステ 「え?」
一同  「えぇぇぇぇぇぇ〜」
デステ 「な、なんでだましたんですか?」
教官  「なぜかって?理由はある。
     もしあの時、我輩が上位と正直に話したら
     残った者は倍以上に少なかっただろう。
     油断
     それが問題だ。「上位なら74人もいるんだし
     大丈夫。」などと思うことによりバラバラの
     個人行動が起きてしまう。逆にG級と言うことで  
     「個人ではとうてい勝てない。」
     「作戦を立てなければ負ける」
     という気持ちが出来たはずだしかし上位とは
     いえどラージャンはものすごく強い、そんな奴を
     相手によくやったな・・・」

     理由は納得できた、でも・・・・やっぱ鬼だなぁ
     
教官  「最後に各武器の主席を発表する」
一同  ゴクリ
教官  「大剣、主席、キル・ボレアス」
キル  「はい」
教官  「片手剣、主席、ケイン・ジラフ」
デステ !!
ケイン 「はい!!」
教官  「太刀、主席、ヒデヨシ・ヤマト」
ヒデヨ 「どんなもんじゃあ」
教官  「双剣、主席、ガル・ジェット」
ガル  「は、はい!! よっしゃー」
教官  「ランス、主席、エドガー・ハンニバル」
エドガ 「フッ、こんなものか」
教官  「ガンランス、主席、ガンス・チャリオット」
ガンス 「ウイッス」
教官  「ハンマー、主席、ザック・ブレイク」
ザック 「はい!!」
教官  「狩猟笛、主席、ソフィー・ヴァン」
ソフィ  「は、はい」
教官  「スラッシュアックス、主席、トランス・チェンジ」
トラン 「よっしゃぁ」
教官  「ライトボウガン、主席、シア・リボルバー」
シア  「はい!!」
教官  「ヘビィボウガン、主席、バレル・ショット」
バレル 「・・・・・」
教官  「弓、主席、ミラ、ビクトリア」
ミラ  「はい!!」
教官  「以上だ、12名は特別に上位ハンターの地位
      が与えられる。」
ジョン 「いいな〜」
デステ 「はぁ〜」
マッシ 「チッ」
教官  「しかし呼ばれなかった者たちもがんばり
     立派なハンターになって欲しい。
     最後に一つだけ言わせてもらう。」
     「あきらめるな」
一同  「はいっ!!」
教官  「それでは810期生を解さ・・・」
     教官が解散と言おうとしたときだった。
     古龍の襲来を知らせる
     「非常事態宣言」が発令された。