Re: MH小説『クンチュウフォーエバー』さ。ハハッ。( No.355 )
  • 日時: 2014/04/16 20:23
  • 名前: バサルモス愛好家 ◆59VZ5NliYA (ID: cOEWKJ9x)

―――色々忙しくて休憩してましたぁ。―――
とある小説の下書きをするので、更新頻度が遅れます。

今日の一言「おい」「ふざきんな!11」「はちみつください」
      そう言いつつも咆哮回避、強発掘武器、スキルを駆使するおっさんゆうたを見かけますた。

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〜第六十章〜「黒龍の素材」

―――――クーは今、何処に居るんだろう。

心配を胸に、自分が覚えてる「塔」を目指す。
現在位置は遺跡平原。見晴らしだけは最高。
森林まではあと少しだ。

………………心配心配心配――――――――――――――――――――。
今、ボクの脳内では、心配だけが迸っては巡りを繰り返している。
ブナハブラが空を飛んでいる。きもい。
ブナハブラは、カナブンみたいな匂いがする。きもい。
ブナハブラの声は、妙に耳の中でリピートする。きもい。

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樹海へ向かう途中に、ある物を見つけた。
池の中に浮かぶ、腐敗した皮を被った死体だ。やや骨が見える。それにバッグもある。
異臭はしない。恐らく水によってかきけされているのだろう。
驚くほどに虫がたかっている。

「魔方陣…?」

魔方陣の様な物を発見し、恐る恐る近づき、剣を確認してみたお。
その見た目は、剣と呼ぶには相応しくない物だった。紫と黄色に禍々しく光る、剣状となった魔方陣だ。
多分「双剣」だ。

風の噂に聞いたことがある。
魔方陣の様な双剣がある………と。
この双剣の名前は、多分―――――――――――。

「テッセン」だ。

そして、何より驚いたのはその死体の装備だ。
やや黒くて、逆鱗となっている厚皮に、堅牢そうな甲殻。
何故この死体がこの装備をしているのかは分からないけど、
配色や雰囲気には見覚えがあり、知っている。それは――――。

「黒龍」の素材だ。