Re: 小説を書きたいひとはここへ!( No.12 )
  • 日時: 2013/07/06 23:29
  • 名前: ちょむすけさん  ◆39JCODjUas (ID: yE8ELPTj)

ゆっくりしていってね☆

三話【森の少女】

「・・・ハッ!?」
気を失って2時間。
気がついたときには周りは暗かった。
「痛た・・・アレ?」
ふと気づいたらケガをしていた部分は
薬草が貼られたりしていて治っていた。
「一体誰が・・・?」
そう思った矢先、目の前には一人の少女がいた。
「・・・だいじょぶ?」
「え?あ、ああ・・・。キミが手当てしてくれたの?
キミ、名前は?」
「私が手当てしたの。名前は・・・まだ無い。」
名前が無いと言う少女は、目が紅かった。
それを見て、ギルドナイトはこう考えた。
「・・・じゃあ俺が名付け親になって良いかい?
名前は・・・目が紅いから”紅(コウ)で!」
「コ・・・ウ・・・?・・・やった♪ありがとう!
おにーさんは名前なんてゆーの?」
「俺は”我龍(ガリュウ)。ギルドナイトだ。」
「ぎるどないとって何?」
「ん〜まぁ色々とハンターの役に立つことしたり
モンスターの情報が本当かどうか確かめたり。
ま、キツイ仕事さ。」

こうして二人はしばらくお互いのことを言い合った。
そんなとき、我龍は1つ不思議に思った。
「そういえば・・・紅はなんで一人でここにいるの?
家族は?」
「・・・!うん・・・家族はね・・・あの人。」
そう言って紅が指差した先には同じように
手当てを受けたナルガクルガがいた。
「え!?キミ・・・人間でしょ!?なんで
ナルガクルガを・・・。」
「・・・私はお母さんがナルガクルガで
お父さんが人間なんだ。
簡単に言うとハーフってゆーやつ。


つづく。