Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!( No.558 )
  • 日時: 2014/02/24 21:18
  • 名前: genmai (ID: st0LTAA5)

第六話 「厄介な奏者」

ドスジャギィの狩猟後、俺は実力と同時に自信も身につけた。
今ならなんだって狩れる。轟竜だって、、、!ってアホか。

そんな事を考えている中、町では少し厄介なモンスターが出現したとそそのかれていた。
調べてみるとモンスター界の狩猟笛、彩鳥"クルペッコ"というモンスターらしい。厄介ということは実力があるのだろうと思った俺は早速受注し、張り切って出かけて行った。少々勘違いをしながら。

ーーー

またもや孤島。空から飛来してきた彩鳥を見つけ俺は大剣を振り下ろした。
「クキェェェ!!?」
悲鳴と驚きの声が混じり合ったような鳴き声をだし、クルペッコは倒れこんだ。
俺は休む暇なく大剣を振り、最後にため斬りをお見舞いしてやった。

「クキュルルル、、、」
弱ったか?と思ったその時、赤く色鮮やかな胸を膨らまして鳴き出した。
「オーーッオッオッオ!!」
「ん?何処かで聞いたような鳴き声だな?まぁいいや。」
構わずクルペッコを攻撃しようとしたその時!

「ギャアギャア!ギャア!」
背に噛みつかれたような痛みを感じ、振り返るとジャギィ達の大群がいた。
「さっきの鳴き声はジャギィだったのか、、、!」
群れをなしたジャギィは倒しても倒しても増え続ける。
埒が明かないと思い始めたが、都合良くクルペッコがその場から飛び立ち、エリア移動をした。
「よし、今だ!」
ジャギィの群れをかわし俺は全速力でその場を離れた。

ーーー

水辺の方へ行ってみると、クルペッコは魚を捕食していた。疲れていたことには変わりないようだ。
背後から近づき強烈な一発を食らわせた。
怯んだところにさらにラッシュ!だが、少し俺は思い始めていた。
(?厄介者呼ばわりされる割にはそこまで強くないよな?)

そう思ったとき、再びクルペッコが鳴き始めた。
「グワァァァァァア!!」
あり?今度は少し低めの声で、聞いたこともないぞ。

そう思った瞬間!

バサァ、、、

空を不穏な翼が覆った。そこに現れたのは、、、
「グワァァァァァァアア!!!」
陸を統べる女王、雌火竜"リオレイア"!!!

俺はその時初めて厄介の本当の意味を知った。

to be continued