Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!トリップ付けるの推奨( No.785 )
  • 日時: 2014/04/02 00:50
  • 名前: 翼の勇車 (ID: XNYU5reK)

我にしては珍しく神視点で書きます。


クロスオーバー その2-2 異世界の人

「やったーwww今夜は蟹鍋だーwwww」
ダイミョウザザミへと突進する天。そのダイミョウザザミというのは……。
「え? 誰? てかちょっと危ない! ちょ、ストップストォォップ!!」
ギザミだった。急に現れて自分に突進してきた天に焦り、後ろへ跳びのく。
「うはwwちょ、喋ったwww」
「こっちのクシャみたいなもんか? いや、そもそもこの世界のモンスターは喋るのか?」
「美味しそう……」
一人妙なことを言っている幽は置いといて、考察をする蒼。勿論その目は、目の前にいるギザミをしっかりと捕らえている。
「……気配が二つ近づいてくる。これは……人?」
双が言い終わるのと同時に、ギザミの後ろの林から二人のハンターが出てきた。
「お、ちゃんとハンターこの世界にもいるじゃんwww」
「!? あなた達は誰ですか? まさか……密猟者?」
この狩り場を使用しているのはここにいる二人……カスケとミズキだけだ。そう思われてもおかしくない。
「ギザミ、大丈夫!? 何もされて無い?」
「え?ああ、うん。ボクが喋ったら止まってくれた」
「そりゃあモンスターが喋ったら驚くよ」
勝手に話を進めるカスケチームを見て、蒼が止める。
「ちょ、ちょっと待ってくれ。俺らは密猟者とかじゃなくて……」
言いかけた時、ギザミの背後からまたモンスターが出てくる。
「おいギザミ、どうした!?」
「随分とまあ情けない声が響き渡ってたぞ! ガッハッハ!」
「ザザヤンどうした!? 古龍種でも出たんかいな?」
クック、トトス、ゲネッポだった。
「!? 先s、イャンクックににガノトトス、ドスゲネポスか……」
モンスターが喋る。そのことは驚きだが、さっきのカスケの発言から、この世界のモンスターは皆喋るわけではないようだ。
「話を聞いてくれ、俺達は密猟者なんかじゃない。さっきはその、済まなかった」
「ゴメンww」
「俺は蒼。コイツは天だ」
「ウィーッスw」
「んでコイツが双で、このよだれたらしてんのが幽」
「よろしくお願いします」
「やっぱり美味しそう……」
「お、おう……。俺はカスケ。近くの村で活動してる。んでこっちが……」
「ミズキです。よろしくです」
「ボクはギザミ。あー、さっきのだけど気にしなくていいよ。分かってもらえたみたいだし」
「俺はクックだ。何があったのかはだいたい予想出来た。まぁ、しゃあないだろう」
「んで、俺様はトトスだ! よろしくな!」
「ワイはゲネッポていいますわ。よろしゅうお願いしますわ」