Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.152 )
  • 日時: 2014/05/05 05:51
  • 名前: 真夏のペンギンさん(2代目おめでとう) (ID: 02lAFnw0)

なおりました。パズドラ消えたけど…なので書き込みます。

2章
虚勢の閃光!血風の姫神!


1話
出会い

ドルトーニが死に、セロが掃討部隊に配属されてから3ヶ月、セロは瞬く間に名を轟かせた。閃光と共に敵をなぎ倒すことから虚勢の閃光、略して虚閃と呼ばれるようになった。僅か3ヶ月で部隊トップ10の十刃に選ばれ、No.2まで上り詰めたことから、とんでもない才能を持つ狩人だといわれた。しかしそんな彼と話した者はいない。ロワーガSの仮面の裏から滲み出る彼の負の威圧感から話す勇気がわかないのだ。あの日以来彼は1人でしか行動しなかった。なので彼の無口な理由を知るものはいないかった。
その日までは。
その日セロはギルドマスターに呼ばれた。ギルドマスターは何故か真剣な目つきだった。
「セロ、君の活躍で数多くのハンターが安心して狩りが出来ている。そして君はより強いモンスターに挑む事になるだろう。しかし1人で挑むのは危険だ。だから君は今日から二人で戦ってもらう。おお、来たみたいだ。紹介しよう。彼女の名前はメイ・バルフェルト、十刃のNo.1だ」
入り口から出て来たのは背の低い少女だった。顔は幼いがとても美しい顔で、肩に掛かるか掛からないくらいの黒髪に、湯雲天シリーズが彼女の可憐さを引きたているようだった。それに対して背中の太刀が彼女の凛々しい姿を映し出しているようだった。セロはNo.1の噂は聞いたことがある。血の中を舞躍るその姿から血風の鬼神とよばれているが、可憐なその姿はまるで血風の姫神である。
「あんたが私の相棒?ふーん、宜しく!」
「……!?」
外見に似合わない荒々しい喋り方にセロは驚いた。
「なんか喋ろよ!」
そう言うとメイは、セロに殴り掛かった。紙一重でセロは避けた。勢いのあまりメイの拳はギルドの柱に当たった。その拳は柱を貫いていた。
「ちなみに彼女は柔道、剣道共にギルド連盟一番だ。怒らせるとヤバイぞ」
「マスター余計な事言わないで下さい!!また怖がられるから」
「大丈夫だ。彼は無口だが心が広いからな。なあ良いだろう」
セロは頷いた。正直嫌だったがギルドマスターには恩がある。仕方ないと思った。
「マスター、あの此奴やる気あんですか?なんかボーっとしてて。No.2は虚閃っていうほどだからもっとキビキビしてるかと思ってた」
「まぁー、やる時はやるんだ。それで早速君達にイヤンガルルガ2頭の討伐を頼む。凶暴化してるようだ。気を付けてくれ」
「了解!!ほら、行くぞ!」
メイは強引にセロを引っ張って行った。ギルドマスターはギルドの入り口から彼等が出た後もしばらく立っていた。3年前の事を思い出しながら。
(ヨシアキ、ドルトーニ、お前らの願いは叶ったぞ。後はあいつら次第だな。あの世で見てやってくれ)

1話終わり

直ったが色々消えた……