Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.240 )
  • 日時: 2014/04/30 23:02
  • 名前: 翼の勇車 (ID: fn2aA.vI)

すいません、キャラのリアクションとか難しいんでクックの方はよろしくお願いします(無責任)。


四章 モンスターとの会話

ニーリンside

《ズズゥン……》
二枚に卸され、左右に開くように倒れるガノトトス。そしてその偉業を成し遂げた張本人である二頭目のガノトトスが、ピョンと水中から飛び出してきた。構えるニーリン。
「オイオイ、そんなモン向けんなよ。なんかそれ、当たったら痛そうじゃねえか」
「……!」
目を見開いて驚くニーリン。当然だ、モンスターが喋って驚かない方がおかしい。またどうやらさっきの声も、本当にこのガノトトスが喋ったもののようだ。
「俺様はガノトトスのトトスだ、よろしくな!」
急に明るい声になった水竜は、鼻先を突き出す。ここでようやく我にかえるニーリン。
「ええっと……ああ、よろしく?」
たった今まで自分が苦戦していた相手を一撃で倒した、しかもモンスター。恐怖を面に出さないニーリンでも顔を引き攣らせたのだった。

アストside

「……え?」
目の前で砕け散る紫色の甲殻。そして現れた赤いハサミのモンスター。ダイミョウザザミであった。
「よっと」
攻撃姿勢から通常の姿勢に戻ったダイミョウザザミは、アストに駆け寄ってきた。
「う、うわぁ!」
あんな強さを見せ付けた相手、敵う訳ない、しかし腰が抜けて逃げられない。アストがわたわたしていると、その盾蟹が話しかけてきたのだ。
「キミ、大丈夫!? あ、怪我してる、ちょっと待ってて!」
「……え!?」
モンスターが喋った事に対して驚愕しているアストをよそに、盾蟹は近くにあった草村を漁り、キノコの群生地を漁り、さらには蜂の巣の下を漁った。
「ええと……」
自分の前に戻ってきた盾蟹はヤドの中から調合セットを取り出し、大きなハサミで器用に調合を始める。ハンターだからこそわかる極微量の調合比率を凄まじい精度で組み合わせていく盾蟹。
「はいこれ!」
盾蟹の渡してきたそれはまごうことなき回復薬グレートだった。満身創痍とまではいかずとも傷だらけだったアストは、迷い無くそれを飲み干した。効果はてきめん、どんどん傷が回復していく。それは回復薬グレートのそれでなく、秘薬並の効果があったのだった。
「よかったー、怪我治って。ボクの名前はギザミ、見ての通りダイミョウザザミだよ」
「あ、アスト・アルナイルだ……」
助けてくれた事、回復薬グレートをくれた事で警戒心が薄れていたアストは、ギザミと名乗るダイミョウザザミの挨拶に応じた。