Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.411 )
  • 日時: 2014/05/21 00:54
  • 名前: 翼の勇車 (ID: ri.XLoAb)

>>409
アスト君の心理描写の事っす。

クロスオーバー ダブルサクライザー×翼の勇車

十六章続き2

「アァイ キャアァン フラアアァアァァイィ!! ヒャッハー!」
足音や地面を削る音が近づく雑木林から滑空するように飛び出して来たのは一匹のガレオス。いや、ドスガレオスだった。
「よぉ兄弟! きてくれたかぁ!」
「ったりめーだヒャッハ! そのための召集サイレンだろ!」
魚竜種同士で抱き合うトトスとドスガレオス。なんとも不思議な光景にアスト達が呆気にとられていると、上空から巨体が舞い降りてきた。
「呼んだか?」
渋い声で話すそのモンスター、ゲリョスは他のモンスター達を見る。
「ゲリョ、ヤマツカミ戦以来やったな。元気しとったか?」
ああ、と一言言ったゲリョというらしいすのゲリョスはアスト達の存在に気づくと、ペコリと頭を下げる。
「ゲリョスのゲリョという。貴殿方は?」
「あ、ああ……俺達はキャラバン、ミナーヴァだ。よろしくな」
正直、ハンター達の間ではあまりゲリョスの評判はよろしくない。物は盗むわ毒液吐くわ閃光放つわで非常にうっとうしい存在なのだ。そんなゲリョスが礼儀正しい……。アスト達は改めて、超大陸とやらはこことは別世界なんだろうなと思うのであった。
そんな最中、ブイイィィンという大きな羽音が二つ近づいてきた。
「キャハッ、ギザミ様ぁー!」
「あ、ちょっランコ! すまんゲル、一回降ろすぞ」
「えぇ、だいじょーぶよ〜」
来て早々ギザミに飛びついたのは巨大怪虫、クイーンランゴスタ。そしてその後を追うようにして現れたのはアルセルタスだった。
「おうわわわ、ランコ、一回落ち着いて!」
クイーンに飛びつかれて慌てるギザミ。その視線の先には……怯えるカトリア。ちょうどカトリアはギザミとアストの間にいたので、こちらへ向かって来るクイーンが怖かったのだろう。
「はい、そこまで」
突如ランコを背後から羽交い締めのようなかっこうで止めるアルセルタス。
「ありがとうアルタス、助かったよ……」
「なに、そこのお嬢さんが怯えていたのでね」
ギザミ、クックに並ぶ常識人(モンスター)、そのアルタスと呼ばれたアルセルタスは、いち早くカトリアの異変に気づき、元凶であるランコというらしいクイーンランゴスタを止めたのだった。