Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ!二代目!( No.433 )
  • 日時: 2014/05/23 20:59
  • 名前: 翼の勇車 (ID: .vGmR6TY)

早速第一話投稿。題名は途中で明かします。
※注意点
主人公が読者に語りかけるような形式です。

それではどうぞ。


突然だが、これを読んでくれている皆さんは異世界転生、あるいは憑依を知っているだろうか。小説の人気カテゴリの一つで、読んで字の如く異世界にて転生、つまり生まれ変わるかすでにいる物に憑依する事だ。作品にもよるが、神様が間違えて主人公殺しちゃったからお詫びにーってのが多いと思う。あとは偶然選ばれたとか、これまた神様が気まぐれで転生させたくなったとかかな。俺もよくその手のウェブ小説を読んでいたわけだが、まあちゃんと完結するのは結構稀で、大抵作者が失踪してオワリ、つまりエタるわけだ。
何でわざわざそんな情報を書き込んだかって? ……いや、多分そんなことを疑問に思うやつはいないと思うが。まあ一応答えよう。まさに俺、その現象にあったんだよ。

翼の勇車が描く二つ目の作品『高校生モンスター』
第一話〜とりあえず経緯書く〜

前述した通り、俺は異世界に行くことになるわけだが、そこまでの経緯を話そうと思う。
俺の名前は神山 条一郎(コウヤマ ジョウイチロウ)、極フツーの高校生だ。あー……好きな事はゲームと読書、嫌いな事は運動。こらそこ、引きこもりまっしぐらとか言わない。別に特別仲の良い親友がいたわけではないが、多分人並みに友達は居たと思う。
んでまぁある日……具体的には友達の誕生日を祝うためにカラオケへ行ってバカ騒ぎした次の日なんだが、前日の疲れでぐっすり寝た俺は案の定学校に遅刻……してたらまだ思いきりがついたんだけどなぁ、よりによっていつも家出てる五分前に起きたのよ。頑張れば十分間に合う時間だから全力でメシ食って歯みがいて着替えて家飛び出して。フルスピードで大通りまで行って信号待ちしてたらさ、一人の幼稚園児っぽい女の子が道路に飛び出したわけ。んでご多分に漏れずそこへトラックが突っ込んで行く。無論俺は助けるために道路へ飛び出し、女の子の手を全力で引っ張った。女の子はどうにかトラックの軌道上からはずれたはいいけど、走ってた勢いに女の子引っ張った時の反動が重なって俺はトラックの前にダイブ、ブレーキ音が聞こえたかとおもったら別に痛みもなく気を失った。

気がついたら、俺は病室にいた。ただ、目の前に色々繋がれた俺が横たわっているのが普通で無かったが。見たところ心電図は弱々しいながらも上下してるし人口呼吸機のシュコー、シュコーって音が聞こえるから死んではいないっぽいな、おそらくこれは幽体離脱というやつだろう。
勝手にそう解釈し、しばらく自分の寝顔を見るという謎行動をしていると、両親がナースさんに案内されて入ってきた。泣きながら俺の肩をゆする両親を見てると、何だかいたたまれない気持ちになって、なんとか肉体に戻れないか試行錯誤した。ま、無理だったんだけどね。
その時だわ、急に俺の心臓が不規則に動いてんのを心電図がとらえたかと思ったら、そのまま逝ってしまった。なんつーか、実感わかないってゆうか、だってさ、自分が死ぬとこはたからみてるんだもん、他人事にしかみえないよなぁ。
で、肉体を失ったからかだんだん意識がぼやけてきて、深い所に沈むような感覚に襲われた。俺は自分の亡骸にすがり付いて泣く両親を見ながら、ゆっくりと意識を手放した。